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戦争と性−進駐軍慰安婦より

736中田 </b><font color=#800000>(riQdTYdc)</font><b>:2004/06/16(水) 17:28
>>708 大神さん

> ・それ以外については看板には「慰安所」とつけても部隊が独自にやったもの
>  であり、そうするように軍は中央では裁可、そうするように指示していない
>  (もし、現地調達でいいなら内地からわざわざ業者など連れてくるような
>   面倒臭い事はしない)
>
> ・また、部隊が独自でやったことでも、現地人との交渉で合意の上なら
>  別に問題とはならない。

独立山砲兵第二連隊を略した『独山二』と題する本の中に次の
ような記述があります。保長や治安維持会長に諮って慰安婦の
徴集を依頼しています。何ら強制的要請はなく、すべて彼らの
自由的責任にまかせたと回想しているそうですが、武器・弾薬
を携えた侵略軍から要請されて地元の住民が拒否できるもので
しょうか。合意とは対等な関係にある人・組織間に於いて有効
だと思います。

これも日本軍が業者を介在しないで、慰安婦を徴集した事例です。

私家版ということで、なかなか入手できませんでしたので、
ネット上から転載します。行の変更と一部補足しています。

まず、地元の有力者に「要請」するケースでは、地元に「売春
婦」がいない場合、村長や治安維持会長がやむなく地元の貧しい
家庭の若い女性を犠牲として差し出すことになる。たとえば、一
九四〇年八月、湖北省董市附近の村に駐屯していた独立山砲兵第
二連隊は、「慰安所」の開設を決定し、保長や治安維持会長に「慰
安婦」の徴募を「依頼」した。その結果、二十数名の若い女性が
集められたが、その性病検査を担当した軍医は、八月一一日の日
記に、その様子を次のように記している。

「さて、局部の内診となると、ますます恥ずかしがって、なかな
か褌子(ズボン)をぬがない。通訳と〔治安〕維持会長が怒鳴り
つけてやっとぬがせる。寝台に仰臥位にして触診すると、夢中に
なって手をひっ掻く。見ると泣いている。部屋を出てからもしば
らく泣いていたそうである。

次の姑娘も同様で、こっちも泣きたいくらいである。みんなもこ
んな恥ずかしいことは初めての体験であろうし、なにしろ目的が
目的なのだから、屈辱感を覚えるのは当然のことであろう。

保長や維持会長たちから、村の治安のためと懇々と説得され、泣
く泣く来たのであろうか? なかには、お金を儲けることができ
ると言われ、応募したものもいるかも知れないが、戦に敗れると
惨めなものである。

検診している自分も楽しくてやっているのではない。こういう仕
事は自分には向かないし、人間性を蹂躙しているという意識が念
頭から離れない。」

(溝部一人編『独山二』〔独立山砲兵第二連隊の意〕私家版・
一九三八年・五八頁)。

http://www.jca.apc.org/taiwan-ianfu-support/resources/19990714sojou.html




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