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サイド6〜政治・思想については一切発言してはいけないスレ

466ヤスツ </b><font color=#800000>(RqRGbk8w)</font><b>:2003/11/03(月) 15:12
もうひとつ、米式と英式のコメディの差を言及しますと、米式コメディは「東京型」で、英式コメディは「大阪型」ですよね(笑)

東京人の会話の基本は「演説型」と言われていまして、自分の主張をするに当たって、相手に同意を求めない。
まず自分の主張を全部言うだけ言ってしまいたいが為に、途中に他人にクチを挟ませない。
当然、話が長くなる(笑)し、笑いを取ろうと思ったら、自分のギャグに自分でボケてツッコミを入れなければならない。
そういう話者に対して、東京の聴衆は非常におとなしく辛抱強く聞いてくれる。
コメディで言えば漫談・スタンダップコメディですね。スタンダップコメディはもちろん「観客との一体感」が重要と言われてはいますが、観客に「何を言わせるか」や「観客が何を言っても笑わせるポイントはコメディアンが支配している」点では、演説型コメディの域を出てないんです。
その意味では、東京型のギャグは「目の前に観客がいないコメディ(TVなど)」に向いているのかもしれません。

これに対して、大阪人の会話の基本は「対話」です。自分の主張をするに当たって、いちいち同意を求める。求めない場合でも、聞いている側(相方(笑))は、黙って聞いていない。細かいセンテンスごとにツッコミやうなずき、合いの手を入れてくる。
そうすると、自分の主張を説明するための前提をだらだらと話して……という会話形式だと、相手が飽きてしまって、そもそも話を聞いてもらえなくなってしまう。
聴衆が飽きっぽいから、絶えず聴衆の注意を引きつけるために、対話に相手を参加させるためにセンテンスが短くなり、相手に突っ込ませるためにボケが必要になる(笑)
突っ込ませることによって、相手の興味をこちらに引きつけるわけですナ。
コメディで言えば漫才もしくは、吉本新喜劇。笑いの要素は用意されているけど、観客に対する「はい、ここで笑って!」という期待に客が反応しなければ、そこでギャグとしては「負け」てしまうという……。

アメリカのコメディ俳優の多くが「サタデー・ナイト・ライブ」出身であること(コメディ以外の俳優は、大学や演劇学校出身が多いですよね)と、イギリスのコメディ俳優(に限らないけど)は舞台出身が多いことも、その笑いの性格の違いに現れているのかも。

単一テーマの映画で、米英のコメディの性格を見るなら、「どちらも007が元ネタのスパイ物」ということで、「スパイ・ハード(米:レスリー・ニールセン主演)」と「ジョニー・イングリッシュ(英:Mr.ビーンのローワン・アトキンソン主演)」を見比べてみるとイイかも。
スパイ・ハードが反則技的におもしろいのでジョニー・イングリッシュはちと不利ですが(笑)、「どこで笑わそうとしているか?」の差は読みとりやすいかも。(どちらも同じ傾向、同じスタイルのギャグをやってるんですけどねー)

なお、イギリスのコメディを深く知ろうと思ったら、「モンティ・パイソン大全」と「モンティ・パイソン・スピークス」という本を読むとヨイです。




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