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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2007/11/10(土) 02:07:07
先の投稿でルートヴィヒ二世やワーグナーに触れてしまった以上、何かしら続きを書く必要性を感じておりますが、実は三十代後半になるまで、ワーグナーの持つ毒にやられないようにするため、意識的に出来るだけ聞かないよう観ないようにしてきました。
特に例の「無限旋律」を聞くと、いつまで経っても解決の付かない抜けられない状況に陥ったような感じが何とも言えず、余程優れた演奏家や演出でもない限り、逃げ出したくなる気持ちがあったからです。
四十代になってから普通に観劇・鑑賞できるようになりましたが、その理由の一つとしては『丸山眞男 音楽の対話』中野雄(著)(文春新書)との出会いが大きいと思います。
それにしても、ワーグナーの超大作『指輪(リング)』四部作が、作品完成までに四半世紀を費やしたことは余りにも有名ですが、その間に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』と『トリスタンとイゾルデ』という、これまた4時間強に渡る大作を2本も作り上げているのですから、これはもう驚愕を禁じえません。
これらの作品群とそこから得た感想については別の機会にさせて頂きますが、先に述べた『丸山眞男 音楽の対話』も教養と創造に値する素晴らしい書籍の一つと考えており、この本を通して丸山博士の思想と音楽、特にワーグナーやベートーヴェン、そしてフルトヴェングラーについて語りつつ、芸術から政治へと展開したいと思っておりますものの、丸山思想について云々申し上げるには、私にはまだまだ時間が必要と感じておりますので、まずは序章として、この書籍で私が線を引いた部分から2点ほど以下にご紹介させて頂きます。
◆本当に身につく教育はやはり1対1.それも学ぶ方が積極的に吸収する資質がなければダメです
◆何事によらず、自分がこれと思った人に徹底的に喰らいついて、何から何までわがものにする−、これが結果的にはいちばん効率的な勉強法です。しかし、喰らいつく相手は必ず当代一流であること。喰い尽くしたら、独自性は自然に出てくる。それが本当の『創造行為』です。
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