[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
自民党スレ2
878
:
OS5
:2025/10/07(火) 22:22:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/62d09dd0ba294b04fc5e99177c572b8d809c3d5e
高市自民、役員人事で「石破主流派」一掃 党内に動揺「第2次麻生政権のようだ」
10/7(火) 19:56配信
産経新聞
公明党との会談後、記者団の取材に応じる自民党の高市早苗総裁と鈴木俊一幹事長=7日午後、党本部(春名中撮影)
自民党の高市早苗総裁が7日に発足させた新執行部からは石破茂政権の主流派が一掃された。新たな中枢は、麻生太郎副総裁や総裁選の高市陣営の有力議員など石破政権の非主流派が占めた。安倍晋三元首相に近かった保守派も目立つ。党内には「第2次麻生政権のようだ」と動揺が走り、党内融和に影を落とす。
【写真】高市早苗総裁が22年乗った「愛車」
高市氏が議員宿舎に籠った総裁選翌日からの2日間で、唯一外に出たのが5日夕の麻生氏との1時間の会談だ。党本部で麻生氏に副総裁就任を打診し、安定的な皇位継承に関する議論を引き続き担うよう依頼した。
同時に、幹事長には麻生氏が推す義弟の鈴木俊一氏を起用する考えも伝えた。高市氏は7日、記者団に「鈴木氏は大変人脈が広く、人柄もすばらしい。私も大好きな方だ」と評した。
「義理の兄弟が副総裁と幹事長か。麻生さんはわが世の春だな」。石破総裁の下で執行部だった議員はこう漏らした。
党四役と副総裁の5幹部のうち、総裁選の決選投票で高市氏勝利の流れを作った麻生派から麻生氏、鈴木氏、有村治子総務会長の3人を登用した。組織運営が不安視されていた高市氏が、麻生氏に党の重しになってもらう意図が透ける。
一方、岸田文雄前首相が率いる旧岸田派や、菅義偉元首相に近い議員ら石破政権主流派からは、他の党役員も含めて現時点でゼロ。石破主流派の大半は小泉進次郎農林水産相か林芳正官房長官を支援した。
ある党四役経験者は「やりすぎだ。閣僚人事でバランスを取らないと不満がふくらむ」と語る。こうした懸念に対し、麻生氏側近の一人はこう反応した。
「何か問題ある? 戦いで負けたのだから当たり前。石破政権も(前回の決選投票で石破首相と対決した)麻生氏や高市氏を干した」
敗者が人事で冷遇されるのは政局の常道とはいえ、麻生氏を党最高顧問で遇し、高市氏に固辞されたものの総務会長を打診した石破首相よりも、高市氏の党役員人事は厳格な信賞必罰に見える。
鈴木氏自身は党内融和の観点から小泉氏が幹事長に適任との考えを周囲に漏らしていたという。高市氏の側近の中にも小泉氏を推す声があったが、「一番お世話になったのは麻生氏」(高市陣営幹部)と却下された。
来週半ば以降に決定する閣僚人事が焦点となる。新・非主流派は今のところ表立った批判を控え、目をこらしている。(田中一世)
879
:
OS5
:2025/10/07(火) 22:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e10af8073cae65c9a7171468cef6830be35f2e
外務省、新首相の選出日程にやきもき トランプ氏の訪日控え
10/7(火) 11:57配信
32
コメント32件
毎日新聞
外務省=米田堅持撮影
今月27日にもトランプ米大統領が訪日するのを控え、外務省が石破茂首相の後継を選ぶ臨時国会の召集日を巡り、やきもきしている。当初調整されていた15日召集が遅れる可能性が高まっており、28日に開催する方向の日米首脳会談に向け、新首相と事前にトランプ氏への対応を協議する「政策レクチャー」のための時間確保が窮屈になってきたためだ。
【写真で見る】初の女性総裁に 決まった瞬間、高市氏の表情は…
外務省幹部によると、石破首相とトランプ氏との2月の初会談の際には、事前に「30時間」程度のレクチャーを重ねたという。仮に自民党の高市早苗総裁が15日に首相に選出された場合でも、翌16日からトランプ氏の来日まで平日は7日間しかなく、1日4時間以上のレクが必要な計算だ。
日米首脳会談は日本外交にとって最重要で、事前準備は多い。しかもトランプ氏は今回、日米で合意している約5500億ドル(約80兆円)の対米投資の具体化や新たな防衛費負担増などを求めてくる可能性もある。ただ、「日本はいずれも現時点で具体的な対応に踏み込みにくい」(政府関係者)状況にあり、その場合、トランプ氏の理解を得られるような回答を事前に想定しておく必要があるなど綿密な対策が必要になる。
同省関係者は高市氏の激務宣言になぞらえ、「我々もワーク・ライフ・バランスが崩壊しかねない」と嘆いた。【田所柳子】
880
:
OS5
:2025/10/07(火) 22:33:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/18ffba3e11c7ec7f5a6e5c9194119347914cb0e8
高市総裁の新執行部、麻生派が中軸に 総裁選の論功行賞の色濃く
10/7(火) 20:00配信
朝日新聞
自民党役員会に臨む高市早苗総裁(中央)、麻生太郎副総裁(右)、鈴木俊一幹事長=2025年10月7日午前10時33分、東京・永田町の党本部、関田航撮影
自民党の高市早苗総裁は7日、臨時の総務会で新執行部を発足させた。党内で唯一派閥として残る麻生派を中軸とし、旧安倍派や旧茂木派などを積極登用。総裁選で支援を受けた勢力に対する論功行賞が色濃い布陣とした。
【写真】神道政治連盟、日本会議…高市総裁が人事で保守色 役員はどんな人?
総裁選の決選投票で麻生派内で高市氏支持の号令を出した麻生太郎元首相(85)は副総裁として重用。幹事長に麻生氏の義弟の鈴木俊一前総務会長(72)、総務会長に有村治子元女性活躍相(55)と、党四役の半数を麻生派から登用した。
旧安倍派の裏金問題で昨年4月に党役職停止1年の処分を受けた萩生田光一元政調会長(62)は、鈴木氏を補佐する幹事長代行に据えた。問題発覚後、処分を受けた議員で初の要職復帰となる。萩生田氏も総裁選で高市氏への支持を旧安倍派内で働きかけていた。
党四役の残る2ポストは、総裁選で敗れたが決選で高市氏を支持した小林鷹之元経済安全保障相(50)=旧二階派=を政調会長、高市氏の推薦人代表だった古屋圭司元国家公安委員長(72)=無派閥=を選対委員長に就けた。
https://www.asahi.com/articles/ASTB70PVNTB7UTFK01QM.html?oai=ASTB73FQCTB7UTFK00GM&ref=yahoo_rltd
神道政治連盟、日本会議…高市総裁が人事で保守色 役員はどんな人?
有料記事
白見はる菜 2025年10月7日 12時00分
[PR]
自民党の高市早苗総裁は7日に発足させた新執行部人事で、総裁選で支援を受けた麻生派や旧安倍派ばかりでなく、自らの保守的な立ち位置に近い議員を重用した。総裁選では「穏健な保守」を強調していたが、人事では「岩盤保守層の奪還」を強く意識した布陣とした。
石破茂総裁の前執行部は、総裁を除く6人を旧岸田派と麻生派が各2人、旧森山派1人、無派閥1人が分け合っていた。高市氏の新体制の5人は麻生派が3人を占め、残るは旧二階派1人と無派閥1人。陣容は様変わりした。保守政治家やタカ派と目され、安倍晋三元首相と近かった議員の厚遇も目立つ。
総務会長、保守的な主張は高市氏と共通点も
総務会長となった有村治子参院議員(55)=比例、当選5回=は神社本庁の関連団体「神道政治連盟」などの支援を受け、女性宮家創設や選択的夫婦別姓への反対といった保守的な主張で知られる。高市氏と立ち位置が重なり、2年前に高市氏が立ち上げた政策勉強会にも初回から参加。今回の総裁選でも推薦人に名を連ねた。
写真・図版
内閣府に設置した「子ども・子育て本部」の看板を掛ける2015年当時の有村治子少子化担当相(右)と、安倍晋三首相(左)=4月1日、東京・永田町
麻生派に所属し、9月に党内で「石破おろし」が顕在化した中、両院議員総会長として全議員参加の議論の場を仕切り、総裁選前倒しの賛否を問う意思確認の手続きの道を開いた。結果、石破茂首相は退陣を表明した。
日露戦争で活躍した海軍の元帥・東郷平八郎、江戸末期の桜田門外の変に関わった薩摩藩士・有村次左衛門の血を引く。第2次安倍改造内閣の2014年、初代女性活躍担当相として初入閣。在任時、当時総務相だった高市氏らと、終戦の日や春秋の例大祭の時期にそれぞれ靖国神社に参拝した。
石川県生まれ、滋賀県育ち。琵琶湖にちなんで、日ごろブルーのスーツを愛用する。野田聖子・元総務相に出したファンレターをきっかけに、01年の参院選で初当選。社員だった日本マクドナルドからの支援もとりつけ、全国の店先にポスターが張り出された。保育・幼児教育や子育て支援をライフワークとし、「マタニティーマーク」の普及にも尽力した。
選対委員長には「兄貴」の安倍氏側近
881
:
OS5
:2025/10/07(火) 22:54:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d332014d6a13698bc4f3e2ab958ff17e37f6d8f
【記者解説】組織力駆使も敗北の自民党 石川・加賀市長選の結果に広がる危機感 今後の知事選への影響は
10/7(火) 18:44配信
テレビ金沢NEWS
市川 栞 キャスター:
ここからは、加賀市長選の結果について、平田記者とお伝えします。
テレビ金沢NEWS
平田 真彦 記者:
よろしくお願いします。
市川:
今回の開票結果を見てみると、現職の宮元さんは約1万3000票、新人の山田さんが1万9000票あまりで、6000票の差がついた戦いとなりました。
テレビ金沢NEWS
平田:
今回の選挙戦では、自民党と公明党の石川県連組織が宮元さんを推薦し、組織力を生かした戦いを展開しました。
テレビ金沢NEWS
平田:
選挙期間中は、馳知事や周辺市町の首長、国会議員らがこぞって応援に入りましたが、結果は大差での落選、自民党にとっても厳しい結果となりました。石川県連内では、今後、控える選挙に向けた危機感も広がっています。
テレビ金沢NEWS
市川:
気になるのは、石川県知事選への影響です。
平田:
馳知事は、今回の選挙で旧知の仲である現職、宮元さんの応援に入っていて、今回の敗戦は痛い黒星になりました。
テレビ金沢NEWS
平田:
3年前の知事選では、宮元さんは馳知事への支援を鮮明にした数少ない首長の一人だっただけに、今後の知事選の動きに影響を与えるとの見方もあります。馳氏は現在、各市町で後援会を発足するなど準備を進めていて、各政党会派に推薦を要請しています。前回、支持が割れた自民党石川県連は、11月上旬に、対応を決める見通しですが、現職の推薦でまとまるとみられています。
テレビ金沢NEWS
平田:
ただ、知事選をめぐっては、前金沢市長の山野之義氏の出馬が取り沙汰されています。前回、激しく争った相手ですが、加賀市長選の結果は、そうした対抗馬の動きが勢いづくなど、影響が考えられます。
テレビ金沢NEWS
平田:
馳氏に近い自民党の石川県連幹部の中には「対抗馬がでやすい環境になってしまった」「油断はできない」という声があり、緊張感が見えています。
市川:
知事選に向けてどんな動きが出てくるのか、今後も注目です。
882
:
OS5
:2025/10/08(水) 09:05:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/08a9f225bbe17d6def3330d994da2d6f09166d52
財務相ポストが連立交渉の材料に? 市場も注目、玉木雄一郎氏就任なら積極財政加速に期待
10/8(水) 7:00配信
産経新聞
自民党が高市早苗総裁の選出を受けた党四役人事を決め、今後の焦点は今月中旬に召集される見通しの臨時国会で高市氏が首相指名を受けた後の組閣人事に移る。高市新総裁の誕生に貢献した茂木敏充前幹事長が外相に就く人事案が報じられる中、金融市場では国政に大きな影響力を持つ財務相のポストが連立交渉の「取引材料」になるのでは、との思惑がくすぶっており、国民民主党の玉木雄一郎代表が就任した場合のシナリオが早くも取り沙汰されている。
「新自民党執行部は、玉木氏に財務相ポストをオファーすることで、連立入りを打診している可能性がある。でなければ、茂木氏は既に経験のある外相ではなく、財務相を望むだろう」
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは7日のリポートでこう指摘した。高市氏は積極財政を志向する国民民主と政策的に近いと指摘され、5日には玉木氏と秘密裏に会談したとも一部で報じられている。
国民民主は「年収の壁」見直しを巡る所得税の課税最低限引き上げや、消費税減税などを掲げる。仮に玉木財務相が誕生した場合、財政出動や金融緩和に積極的な「リフレ派」的政策への期待感が、市場で一段と高まることになりそうだ。
ただ、河野氏は「政権入りすれば、現実路線に向かわざるを得なくなる」と指摘。「消費税減税の要求などは取り下げることになるかもしれない」と分析している。
883
:
OS5
:2025/10/08(水) 11:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f5c87f0162dbb4365d945abb7b8c04a12cc77b7
「支持率下げてやる」トレンド 高市早苗総裁待ちの記者音声?拾った動画拡散でSNS「酷過ぎ」
10/8(水) 10:24配信
日刊スポーツ
総裁の椅子に座る自民党新総裁の高市早苗氏(2025年10月4日撮影)
「支持率下げてやる」「支持率下げる写真」などの言葉が8日、インターネット上のトレンドワードになった。
7日に行われた公明党との連立協議の後、自民党の高市早苗総裁が党本部で取材に応じる予定だったが、記者やカメラマンらが待機中の党本部の取材場所周辺を映していたライブ配信画像に「支持率下げてやる」「支持率下げる写真しか出さないぞ」という男性とみられる声が流れたのを受けたもの。
高市氏に対する言葉ととらえることが可能だけに、7日夜から当該動画の拡散が続いており、永田町でも騒ぎになっている。
高市氏は4日に新総裁に選出されたばかり。場所柄、高市氏のぶら下がり取材待ち中のメディア関係者の音声とみられるが、SNSには、「高市待ちの記者『支持率下げてやる!』『支持率下げる写真しか出せねーぞ』と発言し、音声を拾われる!」「衝撃音声」「この言葉に、マスコミの本質が見事に表れていると思うし腐ってる。冗談でも許されないよ」「どこの記者ですか?」「これは流石に酷過ぎます」「大問題にすべきだと思います」「プロなら冗談でも言ってはいけない」など、発言者に対する批判的なコメントが相次いでいる。
884
:
OS5
:2025/10/08(水) 11:56:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db160c574d4249ed8ae586f00dee87bed3472057
「安倍政権で投票してくれた方々取り返せるのは私」…保守回帰志向の強さ、分断の懸念も
10/6(月) 5:00配信
始動高市体制<上>
自民党の両院議員総会であいさつする高市早苗新総裁(4日、党本部で)=米山要撮影
近く首相に就任する見通しの高市早苗・自民党総裁は、党再生や物価高対策、外交・安全保障などの難題にどのように向き合うのか。高市体制の行方を展望する。
【写真】官房長官に調整か、木原稔氏のプロフィル
「私は、自民党の景色を少し変えることができるんじゃないかと思っている」
高市氏は4日、総裁就任の記者会見で、党運営を通じ国民の信頼を取り戻すことへの自信をにじませた。
第1回投票で党員・党友票の4割を集め、議員票も動かした。党内基盤が弱い高市氏の勝利は、「保守回帰」志向の強さの表れといえる。高市氏の松下政経塾の先輩で保守的な政治信条を共有する山田宏参院議員は記者団に「保守層が離れたことに対する危機感が集まった」と述べた。
高市氏は新進党などを経て1996年に自民に入党した。新進党に所属した野党幹部は「当時は今ほど保守的でなかった」と振り返る。転機は安倍晋三・元首相との出会いだ。目をかけられ、「随一の保守」との評価を確立していった。
9月29日、大阪市での総決起大会。高市氏は「安倍政権の時に投票してくれた方々を取り返せるのは私しかいない」と力を込め、安倍氏が亡くなった後に漂流する保守層を再結集させる決意を示した。
保守層が重視する首相就任時の靖国神社参拝について、今回選こそ明確にしなかったが、昨年の総裁選では明言していた。
今回選でアピールしたのが外国人政策だ。選挙中の演説で、奈良の鹿に触れ、「外国から来て、日本人が大切にしているものを痛めつけようとする人がいる」と主張し、「正義・不正義の感覚を逆なでするような事態が、外国人が増えて出てきている」と訴えた。
もっとも、保守的な言動が強硬になれば分断を生みかねない。4日に高市氏と会談した公明党の斉藤代表は「靖国参拝」「外国人との共生」などを懸念事項に挙げ、慎重な対応を促した。
高市氏も、多様な層を包摂する中道的な国民政党である重要性は認識しているとみられる。決選投票前の演説では「政治は国民のもの」とうたった1955年の立党宣言に「立ち返りましょう」と呼びかけた。
第1次政権が短命に終わった安倍氏は2012年の再登板以降は経済再生に力点を置き、人事を含めバランスの取れた政権運営に腐心した。高市氏は「安倍氏は内閣や党の陣立てに心を配られた。見習う点がある」と語る。
高市氏には、総裁選で激しく争った党をまとめ上げる人事が求められる。勝利の立役者となった麻生太郎最高顧問の意向はむげにできない。陣営には、派閥の政治資金パーティー券収入の政治資金収支報告書への不記載があった旧安倍派議員も多い。「論功行賞」に偏った陣容となれば、党内融和は遠のき、世論の支持を回復するのも難しくなる。
衆参両院で少数与党の苦境は変わらない。世論と党内、野党に目配りし、広く国民の声を受け止める保守政治を確立できるかが政権の命運を左右する。
(政治部 藤原健作)
885
:
OS5
:2025/10/08(水) 11:57:42
https://www.tokyo-np.co.jp/article/440849
萩生田光一氏が再び就任した「幹事長代行」ってどんなポスト? 「監視役」の一面も…自民・高市新体制が始動
2025年10月7日 11時59分
有料会員限定記事
1
自民党は7日午前の臨時総務会で、党ナンバー2の幹事長に鈴木俊一総務会長(72)を、幹事長を補佐する「幹事長代行」に萩生田光一元政調会長(62)を充てる人事を決定した。萩生田氏の幹事長代行就任は2回目となる。
ところで、自民党には他にも「幹事長代理」や「副幹事長」という似たような名称のポストがある。その中で、幹事長代行はどんな位置付けなのか?(宮尾幹成)
自民党本部に入る萩生田光一氏=7日午前、東京・永田町で(佐藤哲紀撮影)
◆党役員名簿では「幹事長代理」より上位
自民党の党則では、こう規定されている。
▶幹事長1人、副幹事長30人以内を置く。
▶幹事長は、副幹事長のうちから、幹事長代行1人と、幹事長代理を指名することができる。
▶幹事長代行と幹事長代理は、幹事長の旨を受けて、その職務を代行する。
▶副幹事長は、幹事長を補佐する。
党則上は、幹事長代行と幹事長代理の職務に明確な違いはない。例えば、幹事長の記者会見を補佐職が代わって行う場合、幹事長代行が担当することも、幹事長代理が受け持つこともある。
ただ、定員の定めがない幹事長代理とは違って、幹事長代行は定員1人とされている。党役員の名簿では、幹事長代理より上位に位置づけられ、執行部の一員として他の補佐職とは別格に扱われる。実際、これまで党3役(幹事長、政調会長、総務会長)や閣僚の経験者しか任命されたことはない。
菅義偉氏。安倍晋三氏が総裁に返り咲いた2012年に幹事長代行を務め、政権復帰後は官房長官、首相を歴任した=2020年9月、首相官邸で
一方、副幹事長は、衆院の各比例ブロックの選出議員、参院の比例選出議員などから選ばれている。自民党の派閥は麻生派(志公会)を除いて解散したが、かつては各派閥の「枠」もあった。
幹事長代行や幹事長代理を除く副幹事長の1人が「筆頭副幹事長」と呼ばれることもある。
以上から、幹事長の補佐職の序列は次のようになる。
幹事長代行 > 幹事長代理 > 筆頭副幹事長 > その他の副幹事長
◆野党時代の2011年に新設…なぜ?
幹事長代行は、野党時代の2011年10月に新設された比較的新しい役職だ。それ以前は...
886
:
OS5
:2025/10/08(水) 11:59:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/258c5ce4ab321770e7553be0b38809f453275024
「事実上の麻生政権」高市執行部に戸惑いの声 「ぎりぎりアウトだ」火種になりそうな人事も
10/8(水) 11:41配信
西日本新聞
自民党が7日に決めた党役員人事は、高市早苗総裁誕生の立役者である麻生太郎氏への配慮が色濃く表れた。党四役のうち2人を麻生派のベテラン議員が占め、党内では早くも「事実上の麻生政権になる」と戸惑いの声が聞かれる。保守回帰も鮮明で、派閥裏金事件に関わった旧安倍派の元幹部が復権。新役員は「党内融和」を唱えたが、挙党態勢の構築が危ぶまれる。
■小林氏はハーバード大院修了…自民党新執行部の氏名、年齢、役職、学歴【画像】
7日午前、党本部で開かれた臨時総務会で役員交代が承認され、麻生氏は名誉職の意味合いが強い最高顧問から1年ぶりに副総裁に復帰した。硬い表情のまま出席した昨年の同じ場から一転、この日は笑顔で高市氏や党四役との記念撮影に応じた。
麻生氏と並んだ四役のうち、党の要である幹事長には麻生氏の義弟である鈴木俊一氏、総務会長には有村治子氏と、麻生派2人が就任。有村氏は両院議員総会長として「石破降ろし」につながる総裁選前倒し手続きのきっかけをつくった。「有村さんは今回の功労者だから」と麻生派ベテランは満足げに語る。
高市氏は無派閥が長く党内人脈が乏しいとされ、役員人事の骨格づくりを麻生氏に頼ったとみられる。総裁選翌日の5日夕に党本部で麻生氏と会談。総裁選で派閥に号令を出し、勝利を呼び込んだ麻生氏に報いようとした思惑が透ける。
副総裁以下、麻生派が要所に置かれた構成に他の旧派閥出身議員は「麻生さんは副総裁というより総裁代行くらいの気で権勢を振るうのでは」といぶかる。
火種になりそうな人事もある。旧安倍派有力幹部「5人組」の一人で、総裁選で高市氏を支持していた萩生田光一氏が幹事長代行に就いた。裏金事件の責任を取る形で2023年末に政調会長を辞任して以来、執行部に戻った。萩生田氏を巡っては今年8月に政策秘書が裏金事件に関わったとして略式起訴されており、説明責任が問われる中で復権の足掛かりを得た。
高市氏は総裁選中から裏金事件に関わった議員の登用に意欲を示していた。関係者によると「高市氏の肝いり」で萩生田氏を引き上げた形だが、野党は早速反発。自民党内からも「絶対国会で問題になる」「ぎりぎりアウトだ」と疑問の声が出ている。
保守寄りの姿勢も鮮明 「揺り戻しが激しい」石破氏の側近嘆き
国会議事堂
保守寄りの姿勢も鮮明になった。総裁選4位で、決選投票では高市氏を支持した小林鷹之氏を政調会長に抜てき。防衛費引き上げを訴えるなど保守的な主張を持つ小林氏は記者会見で「新総裁が掲げる政策について共有する部分が非常に多い」と強調した。
選対委員長に就いた古屋圭司氏は保守系議員らでつくる超党派議員連盟「日本会議国会議員懇談会」の会長。組織運動本部長の新藤義孝氏、有村氏も保守系議員として知られ、選択的夫婦別姓導入に反対する。石破茂首相の側近は新役員の布陣を見て「揺り戻しが激しい」と嘆いた。
高市氏は臨時国会での首相指名選挙で新首相に就任後、総裁選決選投票で争った小泉進次郎農相や、3位の林芳正官房長官を閣僚で処遇する見込み。だが党執行部には両氏の支援議員はゼロ。鈴木幹事長は記者会見で高市氏から「党内の融和に努め、自民の底力を発揮して」と指示されたと説明したが、露骨な論功行賞が見える人事に石破政権幹部は「融和は看板倒れになりかねない」と危ぶむ。 (坂本公司、小川勝也、村田直隆)
西日本新聞
887
:
OS5
:2025/10/08(水) 11:59:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c4fb3b10029cbf383ecbe1b247d79dba6e33e85
「高市氏への“警戒心”がミスリードに繋がり……」 テレビ局が「総裁選予測」を大外ししたワケ 「LINE頼み、地方出張も激減」で取材力も低下
10/8(水) 11:10配信
デイリー新潮
女性で初めて自民党総裁の椅子に座った高市早苗氏
自民党総裁選が終わって最初の月曜日、10月6日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」とTBSの「ひるおび」では、政治解説コーナーが謝罪から始まるという異例の一幕があった。この2番組で政治解説を行っているジャーナリストの田崎史郎氏が、「お詫びをします」と頭を下げて小泉進次郎農水相の勝利を予測してきたことにふれ「自分の取材が甘かったです」と平身低頭に述べた。これらのみならず他のテレビ各社のニュースや情報番組でも、局員の記者、フリージャーナリスト含めて小泉候補優位という報道が大半だった。予測が外れ、解説を担当したジャーナリストが謝罪をするという現象は、現在のテレビ各局の政治取材の様々な課題を浮き彫りにしている。
【写真】購入価格は430万円。高市早苗・新総裁が計22年間にわたって乗った愛車のトヨタ・スープラ
***
まるで「推し活」のように
政治報道、なかでも総裁選や総選挙は、苛烈な権力闘争を取材するゆえに、刻々と情勢は変わるものである。またライバル陣営を陥れるための真偽入り乱れた情報が飛び交う戦いでもある。これは政治記者が入社後、最初に教えられることだ。だからこそ局の総力を挙げて数多くの取材を積み重ね、各陣営の思惑を乗り越えた真相や核心をその都度視聴者に伝えていくことが求められる。放送にあたってはクレジットを入れて、流動的な要素があることなども合わせて伝えるリスクヘッジも意識されている。
しかし昨今の情報番組は、「勝ち馬予想」や、「推し活」のような候補者のもてはやしに注力している実情がある。だから田崎氏は「外した」と責任を感じて謝罪までしたのだと思う。もちろんそうした番組の演出に問題があるのみならず、取材側にも課題は多数存在している。選挙後、高市早苗総裁の「ワークライフバランスを捨てます」発言が一部で批判をされたが、皮肉なことに政治記者の「ワークライフバランス」重視の姿勢こそが、今回の小泉候補優位の予測につながった側面があると、取材現場の声から感じている。
LINEで夜回りをする政治記者たち
筆者が永田町を取材した時代に辛かったのは、毎朝毎晩、取材対象者のもとを回り続けることだった。秘書から予定を把握するのは夜回りには不可欠だが、それでも政治家は隠密行動が多く、出入りしそうな料亭やホテルを張り込むなど努力を重ねてきた。しかし現在の政治記者たちは、効率的な取材のために、まずは議員とLINEでつながることを重要視している。ある男性の与党担当記者は「LINEであれば忙しい合間にも返してもらえるし、通話だってできる。裏どりには欠かせない取材ツールだ」と話す。もちろん彼のLINEには大量の永田町関係者が登録されている。ある女性野党担当記者は「LINEって顔写真はもちろんだが、オリジナルスタンプを送ったりできるし、印象を残すアピールもたくさんできる。囲みの夜回り取材をいくつもするより、LINEはサシ取材だからよほど効率的」と、「取材ツール」としての強みを強調する。
メモはLINEのスクショ
しかし異なる見方をするベテラン政治デスクもいる。「今の若い記者に取材メモは? と聞くとLINEのスクショを送ってくる記者がいて驚いたことがある」と話す。LINEは基本的に短文形式のツール。ある情報の真偽を閣僚経験者に確認取材した記者のLINE画面を見ると、相手からの「外してはないね」とか「大筋ではいいでしょ」など、忙しい合間をぬって返したらしい、曖昧な返答が書かれているものがあった。これで「裏が取れた」と判断をしているとしたら、極めて不安を感じる内容だった。
前出の政治デスクも「リアルなやりとりであれば、顔色や声のトーンなどを言葉と合わせ、真偽の解釈ができる。囲み取材であれば、解釈を番記者同士で議論することもできる。しかし、LINEという“飛び道具”では、こうした温度感に乏しい取材となってしまう。しかしテレビは速報メディアだから、やはりすぐに相手と接触しやすいLINE取材をやめろとは言いにくい」と不安を感じつつ、容認しているそうだ。
しかし、今回の総裁選で誰に投票するのかという重要でセンシティブな問いに、果たしてLINEというツールで真剣に答えてもらえるのだろうか。票読みは議員をどれだけ現場取材でつぶしていくのかが重要だが、曖昧な態度や本音を見せない回答の読み解き、偽情報を流すケースへの対応には、取材側の技術が問われる。支援者の意思が明確な、小泉陣営以外の候補者の票読みが甘かったことが、その点を露呈しているように感じている。
888
:
名無しさん
:2025/10/08(水) 11:59:59
激減している「選挙区」取材
今回の総裁選では、一回目の投票で高市候補が党員票で他候補を圧倒。また、決選投票でも都道府県連の票で小泉候補を大きく上回った。高市総裁の勝利には「地方の声」が大きく貢献していたわけで、逆に言えば、この「地方の声」を見誤ったことが、テレビ局の報道が外れた要因でもある。
かつての政治取材の世界では、有力議員の地元選挙区には頻繁に足を運べと言われてきた。寺で行われる後援会の車座集会などに顔を出せば、東京育ちの記者には接することのできない、地方の有権者の温度感がわかる。私自身も東京と地方の政治意識の差にショックを感じることが多々あった。外交や安全保障よりも農道や信号機の設置など、身近な話題が多い。地方の政治感覚を学ぶことで、自民党政治を底流から支える人々の深層心理を知ることができた。
しかし今や「働き方改革」「労働時間削減」ということで、週末のこうした地方出張は姿を消している。市民会館レベルでの講演となれば、地方局のカメラが撮影をして映像を東京に送ってくれる。この形式であれば表面的な発言をカバーし報道することはできる。AIが発言のメモ起こしもしてくれる。しかし地元有権者の本音や不満を理解することはできない。今回の総裁選でも、高市候補への地方の熱量が議員をここまで動かすこと、それだけ各議員にとって地元地盤が盤石ではなくなってきていることをどこの社も正確にとらえきれていなかった。
効率的な官僚秘書官取材
また、テレビ局の記者たちは、日々の取材の中で、高市候補への否定的な感情を刷り込まれていた可能性もある。
政策の内容や調整状況を知るために記者に必要なのが、官邸や閣僚を担当する官僚秘書官への取材だ。彼らは記者対応の役割も事実上担っており、彼らに聞けば、効率的に、法案のスケジュールや調整状況、政策の骨子や数字を把握することが可能になる。しかし、当然、彼らはその時々の政権寄りのスタンスを取り、時に国民目線から乖離していることもある。岸田内閣では「育休中の学びなおし支援」が批判を集め、石破内閣では「米価高騰」への対応が遅れたことは、スーパーエリート官僚の意識も国民から離れたところにあることを示している。
そうした官僚は、今回の総裁候補で言えば、そつなく政策を遂行していく「林芳正」型の政治家か、見栄えが良くて御しやすい「小泉進次郎」型の政治家を好みがちである。一方、財務省とは真逆の積極財政論者で、総務大臣時代には、たびたび官僚と衝突してきた高市新総裁には警戒感を持つものも少なくない。そうした秘書官たちと日々接する中で、テレビ局の記者たちも、知らず知らずに高市氏へのマイナスの感情が生まれ、そうした先入観が予測に影響した可能性もある。
そもそも、高市総裁は総務大臣時代、政治的公平性を欠く放送局に対して「停波の可能性」を言及するなど、テレビ局への牽制を繰り返してきた。こうした経緯から、メディア側にも高市氏への警戒感を持つ記者も多く、リベラルな論調の放送局などからは、思想的な意味での距離もあるだろう。こうした様々な「高市不安」が、「小泉期待」へと無意識につながってしまった側面があったのかもしれない。
LINEと東京だけの取材で失うものは
LINE取材、選挙区取材の激減、官僚秘書官への取材。どれもが昨今の「働き方改革」で当たり前となっている政治取材のトレンドだ。しかし、今回の総裁選で、こうした取材では決して辿り着けなかったのが、麻生太郎元総理の胸中だったであろう。デジタルとかけ離れた、アナログな昭和・平成政治のドン、麻生太郎氏がどのように1票1票を読み、周到に指示を出したのか。それは決して東京での、LINEをベースにした浅い取材ではわからないはずだ。
総理時代にひどくたたかれたことから、メディアを決して信用しないといわれる彼の心の内側を、テレビ記者は読み解けなかった。そして、各種報道で伝えられているように、高市総裁の勝利を決定づけたのは、麻生氏の一声である。麻生氏の今総裁選での地方票の読みの正確さは、地方の有力者との血の通った人間関係を持つ最後の政治家の底力をまざまざと見せつけた。そこにメディアは残念ながら迫れなかった。近年、取材の効率ばかりを追求してきたテレビ局をはじめとするメディアは、今回の“敗戦”を機に、改めてその手法について議論を重ねたほうが良いのかもしれない。
多角一丸(たかく・いちまる)
元テレビ局プロデューサー、ジャーナリスト
デイリー新潮編集部
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板