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自民党スレ2
721
:
OS5
:2025/09/09(火) 11:12:05
麻生も菅も怖くない
昨年、不本意な退陣を迫られた岸田氏が目指しているのは、“絶対的なキングメーカー”だ。
自民党の首相経験者のなかでは、党最高顧問を務める麻生太郎・元首相が麻生派研修会で「私自身は、前倒しを要求する書面に署名、提出すると決めている」と言明し、ポスト石破選びに発言力を持つと見られている。
しかし、岸田氏はこれまで目の上のたんこぶだった麻生氏をもはやライバルとさえ見ていないという。
「麻生さんは84歳と高齢、菅(義偉)さんは体調に不安を抱え、いずれも次の総選挙で引退するとの見方が強い。68歳の岸田さんにすれば、麻生さんも菅さんも怖くない。
国際的にも国内でも難しい情勢のなかで、政治を動かせるのは総理を3年務めた自分しかいないと自負している。自公が衆参とも過半数を割っている状況では、次の政権も短命に終わる可能性がある。岸田さんは次の総理だけでなく、次の次の総理も自分が決めるつもりなのでしょう」(旧岸田派議員)
それはかつて首相を退陣した後も派閥の勢力を増やし、数の力で次々と総理を選んで「目白の闇将軍」と呼ばれた田中角栄・元首相の手法の焼き直しに映る。
「今後は旧岸田派ナンバー2の林さんを担ぐという単純な話ではなく、数の力を頼ってきた候補から影響力を最も行使できそうな者を選ぶかたちとなる」(同前)
角栄氏は自らの権力を維持するためにあえて田中派から総理を出さず、大平(正芳)、鈴木(善幸)、中曽根(康弘)と3代にわたる総理を誕生させた。そうして政権が替わっても力を保持し続けるからこそ、闇将軍なのである。
「岸田さんが巧みなのは、石破首相が総理を続投するような事態になったとしても、自分が傷つかないようなかたちにしたこと。この間、何度もやりとりをしてきた麻生さんが先にはっきりと石破おろしに動くよう仕向け、総裁リコールが失敗した場合にダメージを受けるのも麻生さんという状況をつくった。あらゆる可能性が想定されている動きです」(同前)
政治ジャーナリスト・宮崎信行氏は今後の政界混乱について、「与党が過半数割れしている以上、野党が内閣不信任案を出せば可決される可能性が高い。そうした時に自民党があえて下野して、今の野党による首班指名や組閣をめぐる混乱を国民に見せたうえで、自民党が政権に復帰する戦略を選ぶこともあり得るでしょう」と指摘する。
実際、岸田側近の木原選対委員長も参院選敗北直後、「下野もあり得る。選択肢の一つだ」と発言している。それが岸田氏や旧岸田派幹部の間で話し合われたシナリオのひとつだとすれば、岸田氏はそうした政治大混乱をも見据えたうえで、“次の次の総理も決める”と野心を燃やしているのかもしれない。
総理時代は「増税メガネ」と呼ばれた小物のはずが、角栄を真似て「闇将軍」を気取るようになるとは……。自民党からかつてのような大物政治家が消えた表われだろう。
(前編から読む)
※週刊ポスト2025年9月19・26日号
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