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第26回参議院議員選挙(2025年)
1276
:
OS5
:2025/08/11(月) 10:14:51
▽歴史上最も価値を持つ
投開票1週間前の7月13日夜。東は「大決起集会」と銘打った個人演説会を開いた。公示後から告知を続けたかいもあってか、大阪市中心部にある中央公会堂には日曜にもかかわらず、500人近くが集まった。兵庫県芦屋市長の高島らが、この日も熱のこもった演説をした。
応援弁士に続いてマイクを握った東は「一人の人間として心に刻んでいる言葉があります」と静かに切り出した。
「最大の悲劇は悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である」
中学時代に出合って以来、ずっと心に留めてきたフレーズ。米国の公民権運動を率いたキング牧師の言葉を引いた。続けて、対立ではなく対話による社会という理想を共に掲げたいと訴えた。与野党が逆転するかもしれない政治情勢では、完全無所属の議席が歴史上最も価値を持つ、とアピールした。「しがらみのない、無色透明な、あなたの声だけがまっすぐ届く」議席だと訴えた。ホールには割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
公示前の対話集会で「血湧き肉躍る感覚」を味わった黒田も会場に姿を見せていた。「無所属でここまで集められるんやな。本当によくやってるわ」。感心した様子で帰途に就いた。
▽ゆっくり確実に広がった支持
参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党代表の神谷宗幣は、演説する各地の街頭で東の比にならない聴衆を集めた。大阪ではやじを飛ばす聴衆に「教育を間違うとこういう大人になる」と応酬し、支持者の喝采を浴びた。「差別主義」に反対する「アンチ」は日増しに増えた。
東の街頭演説も、日を追うごとに人の輪が広がった。大阪・梅田で7月18日にあった「大演説会」。50人ほどが集まる中、酒に酔っているとおぼしき男性が「政治が悪い!ふざけるな!」と終始後ろの方で騒いでいた。スタッフが対応にてこずる中、東が自ら足を運んで話を聴いた。5分後には笑顔で握手を交わしていた。
選挙戦最終日の19日は、大阪市内10カ所以上を回った。偶然通りかかり天王寺区の街頭演説を聴いた大阪府池田市の60代男性は、こう評価した。「相手を批判して自らを際立たせることがスタンダードになっているが、それだと何も生まれない。東さんの『対話』は折り合いを付けることにつながっている」。浪速区の街頭演説にいた大阪府貝塚市の50代女性は支持する理由を説明した。「国民の意思をくまないところで、政党同士の利害関係でやりとりしている政治がうさんくさい。東さんが当選すればそれを指摘できる」。東の対話会で、他の参加者のやりとりを聞いた。「他人事が自分事になった」という。
公示日にほとんど足を止める人がいなかった、JR京橋駅の連絡通路。この日の夜は30人ほどが聞き入った。緑色のTシャツを着たボランティアスタッフも、聴衆と同じくらい集まった。終了後は「アズマ」コールが起きた。
▽壁は壊せなかったのか
迎えた投開票日。東は共同通信の出口調査で、支持する政党がないと答えた無党派層では上位6番手につけていた。
得票は12万8224票だった。19人中12番目で、得票率は3%。参政党新人の宮出千慧は51万票余りを集め、4議席の当選枠に滑り込んだ。東と同じ無所属で戦った世良公則は、公示2日前に出馬表明したにもかかわらず、2倍近い票を得た。東は法律で定められたラインに届かず、供託金300万円を没収された。
政治の世界にある「壁」を壊すと訴えた東。完全無所属候補に立ちはだかる「壁」は壊せなかったのか。選挙戦中盤に大阪府吹田市で東の街頭演説を聞いた50代の女性は、各候補の演説を比べた末、東に投じた。取材にその理由を明かした。「当選しないかもしれないけど、今投票しないと後悔すると思った」
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