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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

377OS5:2023/02/09(木) 17:26:05
 ◇3人の孫

 衆院山口4区補選の安倍氏後継を巡っては当初、安倍氏の妻・昭恵さんが本命視されたが固辞。その後、母・洋子さんが「後継者は孫がいい」と語ったといううわさが広まり、安倍後援会は「3人の孫」のうち誰かの出馬を期待した。3人とは、安倍氏の兄寛信氏の長男▽安倍氏の弟岸信夫氏の長男・信千世氏▽信夫氏の次男――だ。

 後援会が「安倍一族」からの擁立にこだわった背景には、同じ下関を地盤とする林芳正外相(岸田派)の存在がある。山口県内最大都市の下関市では、安倍氏と林氏の勢力が、父の代から政争を繰り広げてきた。県議や市議はもちろん、多くの企業が「安倍系」「林系」に色分けされている。

 4区補選は現行区割りだが、「10増10減」を受けて次期衆院選で小選挙区は一つ減り、現4区は現3区の一部(山陽小野田市など)とともに新3区となる。4区補選の候補は、次期衆院選で現3区選出の林氏と公認争いになる可能性が高い。実力者の林氏に対抗するには「安倍ブランド」が必要だった。

 ◇岸家の微妙な立場

 安倍系は新3区(下関市など)に安倍氏後継、新1区(山口市など)に林氏とすみ分け、新2区(岩国市、周南市など)は信夫氏と高村正大氏(麻生派、現1区)が小選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」、もしくは高村氏比例としたい考えだった。

 一方、林系は新3区に林氏、新1区高村氏、新2区岸氏として、安倍氏後継を比例に回す案を主張していた。

 岸家は微妙な立場だ。一族としては安倍系を応援したいが、安倍系の主張通りだと、新2区で周南市を本来の地盤とする高村氏との調整が必要になる。安倍系との温度差はあった。

 ◇昭恵さんからの打診

 3人の孫のうち、まず浮上したのは安倍姓を持つ寛信氏の長男だった。だが、本人に立候補の意思がなく、安倍後援会は擁立を断念した。

 後援会は次に信千世氏に打診したが、岸家は「2区の人たちへの仁義がある」などとして断った。岸家としては信夫氏の体調不良もあり、長男の信千世氏を4区補選に出す考えはなかった。

 昭恵さんが信夫氏の次男について「政治への興味はないの?」と信夫氏に尋ねるなど、4区補選出馬を探るような発言をしたこともあった。だが、信夫氏は次男が民間企業に勤めていることもあり「(興味が)ないですね」と答え、その場で断った。

 ◇擁立作業は難航

 その後4区補選の候補者擁立作業は難航した。前田晋太郎・下関市長、江島潔参院議員、杉田水脈衆院議員の名前などが次々と浮上しては消えた。

 22年10月15日の安倍氏の山口県民葬では、昭恵さんが「私も地域のためにこれから何か活動していきたい」とあいさつし、昭恵さん待望論が再燃した。だが、このころ信夫氏が「どうなってるの」と電話で尋ねたところ、昭恵さんは「やりたくない」と語っていたという。

 その後、昭恵さんは改めて安倍後援会の要請を断った。4区の安倍系支援者の間では「やはり信千世さんを招きたい」として、安倍家の血を引く信千世氏への期待が高まった。

 支援者たちは「林が新3区に来るのを止められるのは、信千世さんしかいない。安倍の名前を継いで、林を遠ざけてほしい」「新3区を林に譲るなんてことはできない。業者も生活を懸けて安倍さんを応援してきた」「岸の地盤は信夫さんの次男に継いでもらえないだろうか」などと望んでいた。


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