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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

968OS5:2024/05/28(火) 19:41:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/73ccc6adf8c12827919a6792bec6b58d1940ea58
初の浜松出身知事に待ち受ける三つの難題 「西部優先」にどう対応か
5/28(火) 11:00配信

朝日新聞デジタル
初当選を決め、支援者から花束を受け取る鈴木康友氏=2024年5月26日午後11時22分、静岡市、長島一浩撮影

 川勝平太前知事の辞職に伴う静岡県知事選は26日投開票され、立憲民主、国民民主両党推薦で前浜松市長の鈴木康友氏(66)が自民党推薦で元副知事の大村慎一氏(60)との激戦を制し、初当選を決めた。自民は4月の衆院3補選に続いて事実上の与野党対決で連敗し、県政では4選した川勝氏との争いに続いて実質5連敗になった。浜松、静岡両市の政財界が両氏をそれぞれ支援する「静浜対決」は鈴木氏に軍配が上がり、初の浜松出身知事が誕生する。15年続いた川勝県政から鈴木県政へと新たな時代に入る。

 15年ぶりに新知事を決める選挙戦には新顔6人が立候補した。リニア中央新幹線静岡工区に対する姿勢のほか、県が浜松市に計画する新県営野球場、能登半島地震を受けた防災対策、人口減少対策が争点になった。

 鈴木氏を初当選に導いたのは「西部」「リニア」「川勝」の三つの支持だ。

 鈴木氏は浜松市長を昨年まで4期16年務めた「実績」を訴えた。自動車大手スズキ(浜松市)の鈴木修相談役を中心に地元政財界が支援し、県西部で圧勝した。立憲の泉健太代表ら野党幹部も応援に入り、自民への批判票を取り込んだ。

 リニアは推進を掲げ、着工に向けて議論を進めると訴えた。一方、岐阜県でリニア工事が原因とみられる水位低下が起きたのを受け、「拙速に事を進めない」と柔軟な姿勢も示した。

 同時に、大井川の水資源や南アルプスの自然環境の保全を訴えて着工を認めなかった川勝氏を高く評価した。発信力や文化面でも川勝県政の功績を強調した。こうした訴えがリニアに慎重な民意や川勝氏の支持者を引きつけた。

 しかし、三つの支持は裏を返せば、新たな鈴木県政が抱える難題にもなる。

 試金石は、西部の政財界が求める新県営野球場だ。県が示した3案のうち、鈴木氏は建設費が最も高い「ドーム形」の大型球場を主張する。

 県は県議会6月定例会で3案からの絞り込みを検討していたが、ドーム形の大型球場には県東部や中部からは「西部優先」と反発する声が多い。県議会の最大会派「自民改革会議」にも反発があり、県政運営には最大の難題となる。

 初当選から一夜明けた17日、鈴木氏は「県と市と協議会のようなものを作れないか」と述べた。「(周辺も含めた)全体構想を作るところから進めていかないといけない」とも話し、議論を仕切り直す可能性も示唆した。

 一方、リニアでは着工に向けてJR東海や国と議論を進める構えだが、岐阜の水位低下問題など水資源や環境への不安の声は根強い。性急な議論には批判も多く、慎重な対応が必要だ。

 川勝氏に対しては東部や伊豆などの市町長から、対話不足などとの反発が噴き出した。知事選では自民推薦の大村氏を支持する市町長が多く、今後、信頼関係を作れるかが課題となる。(大海英史)

     ◇

 「私の不徳のいたすところで、力が及ばなかったということに尽きる」。26日夜、大村氏は敗北が決まると、静岡市内の会場に集まった支援者に頭を下げた。

 選挙戦では総務省官僚や副知事の経験を生かし、国や県内市町との連携を訴えた。また、川勝県政からの立て直しを強調し、「対話」と「オール静岡」を掲げた。

 地元静岡市の政財界が初の地元出身知事を出そうと支援し、東部や伊豆でも市町長の支持を得た。一方、自民は派閥の裏金事件の影響を意識して党幹部らが応援に入らず、「自民色」を薄めた。


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