したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

822OS5:2023/12/28(木) 08:24:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6eb3d696fc6d76a8200bcdc4b0593e7a9a063f4
90歳… 後継者との戦い回避 現職首長で最高齢、新潟・出雲崎町の小林則幸町長が一転して引退表明
12/27(水) 19:30配信

産経新聞
記者会見で次期町長選への出馬取りやめを表明する新潟県出雲崎町の小林則幸町長=11月22日、同町役場(本田賢一撮影)

現職首長で全国最高齢の新潟県出雲崎町の小林則幸町長(90)が11月22日の記者会見で、任期満了に伴う町長選(来年1月16日告示、21日投開票)について「今回、私は出馬を断念し、勇退するという決意を固めた」と表明した。今年7月には10選を目指して出馬する意向を示していたが、一転して突然、出馬を取りやめた。

【グラフィック】新潟・出雲崎町の地図

町議を経て昭和63年に初当選し、現在9期目。現職首長で全国最高齢で、この会見当時は89歳だったが、今月13日に誕生日を迎えて90歳になった。そもそも、「出るからには絶対勝つ」と意気軒高に語っていたはずの小林氏はなぜ、ここにきて勇退を決断したのか。

小林氏はもともと、次の任期の4年間を最後に引退し、後継者と考えている人物に町長を引き継ぐことができればと考えていた。

■16年ぶりの選挙戦に

ところが、町長選の告示まで約2カ月と迫った11月12日を境に、事態は出馬取りやめの方向へと大きく動き出す。キーマンは、町長の後継者と目される町議の仙海直樹氏(52)である。

この日、小林氏と〝犬猿の仲〟とされる町議会副議長の小黒博泰氏(56)が町長選への出馬意思を固めたことが判明した。これをきっかけに、仙海氏の支援者たちは仙海氏に町長選出馬を強く求めるようになる。

関係者によると、「支援者たちは仙海氏に『町長選に出なければ、今後、選挙であなたを応援できるか分からない』と大きな決断を迫った」という。

仙海氏の支援者はもともと、高齢である小林氏の出馬を好意的にみていなかった。そうした中、小黒氏が名乗りを上げ、町長選は平成20年以来16年ぶりに選挙戦となる見通しになった。

関係者は「小林氏でも小黒氏でもない、〝第三の選択肢〟として仙海氏の出馬を求める声が強まった」と明かす。

仙海氏は苦悩した。出馬すれば、目をかけてくれた小林氏と「三つどもえ」の戦いを演じることになる。苦しみ抜いた末に出した結論が「出馬」だった。

11月17日。仙海氏は、自身が経営する町内の割烹(かっぽう)で小林氏と会い、「町長選は三つどもえになる。ご了承ください」と自身の出馬意思を伝えた。お互いに胸襟を開き、1時間以上も話し込んだという。

その5日後の22日、小林氏は出馬取りやめを表明した。「後継者と目する人と戦うと、次の町政を担ってもらいたい人に傷をつけることになる。それはできない。私が身を引くことで、町政の混乱を最小限にしたい」。会見で小林氏はこう語った。支援者からは、涙ながらに9期36年間の労をねぎらう電話が相次いだという。

■バトン引き継ぐのは

町長選に名乗りを上げているのはいまのところ、仙海氏と小黒氏の2人だ。

仙海氏は、小林氏の現町政の路線を継承するとみられる。その上で、小林氏が力を入れた子育て支援の充実や、ふるさと納税の返礼品開発による地域経済の活性化、町の資源を生かした観光振興などを進めるとしている。

一方、小黒氏も「小林町長は子育て支援などでそれなりの施策を行った。これを継続していかなくてはならない」とした上で、町営農業法人の設立による農業振興や、ドローン(小型無人機)の実証試験場の整備などを通じた産業振興を掲げる。

政策面で両者に大きな違いはないようにみえる。年明けの町長選で、どちらが町長のバトンを引き継ぐのか。日本海から吹きすさぶ寒風の中で、熱い戦いが繰り広げられることになる。(本田賢一)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板