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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ
794
:
OS5
:2023/11/26(日) 17:20:54
前回の選挙では、告示の1か月半前に、元国土交通副大臣の推薦を決めたものの、リニア問題を争点化させた川勝に30万票以上の差をつけられる惨敗を喫した。
こうした結果を受け、ことしの自民党静岡県連の大会では「次の知事選では、過去の反省に真摯に向き合い、早い段階から準備を怠らない」とする方針が確認された。
川勝は5期目を目指すかどうかは明らかにしていないが、自民党からすれば、川勝の発言を「失言」「暴言」と指摘することで、次の知事選に向けた攻撃材料にしたいという思惑がある。
さらに、対立の激化には川勝自身のある発言も関係している。
川勝会見
「今度、間違うようなことをして、ひとさまに迷惑をかければ辞職する」
7月に不信任決議案が否決されたあと、川勝は記者会見でこう述べた。
自民党からすれば、川勝がみずから首を差し出してきたかのような「辞職予告」。
給与返上のための条例案の付帯決議には「不適切な発言があった場合、辞職するとの発言に責任を持つこと」と注文がついた。
みずからの進退に触れたこの発言で、自民党による批判を勢いづかせることになった。
進まない県政課題
野球場 建設予定地 浜松市
野球場 建設予定地 浜松市
川勝の度重なる配慮に欠けた発言と、それを問題視する自民の対立が続く中、県議会では議論がなかなか進まない重要課題もある。
7年前、川勝は、浜松市の遠州灘海浜公園に野球場を建設する方針を表明。
経済効果も期待できるため、浜松市や経済界の期待が大きいが、周囲に生息するウミガメに照明で悪影響を与えないよう、コストがかかる「ドーム型」球場の建設を検討しており、最大で370億円と巨額の財政負担が課題となっている。
もともと2022年度中に基本計画を策定する予定だったが、財源をどのようにねん出するのかをめぐって、県議会での議論が進まず、来年=2024年2月以降に先送られていて、着工の見通しは見えてこない。
「自民も自民、知事も知事」
知事の発言をめぐるやりとりに時間ばかりを割かれている事態に、最近は、議会関係者からもため息が漏れる。
「進めるべき政策の議論が進んでいない。相次いで問題視される知事の発言は配慮が足りず、反対ありきの自民も自民だが、知事も知事だ」(与党会派「ふじのくに県民クラブ」の関係者)
「知事の発言は不用意すぎるが、自民も政局にしすぎていると感じる。知事選も連敗で、焦りを感じているのではないか」(自民と歩調を合わせる公明関係者)
さらに、自民党や県庁内部からも。
「提出に賛否両論があった不信任決議案が否決され、ただの『いじめっ子』のようにも見えていないか、気にする声が上がっている」(自民関係者)
「議会がここまで空転しているのに、知事から反省の様子は見えず、議会対応に追われる職員は疲弊している」(県庁幹部)
“知事の発信力低下”
長年、静岡県政をウォッチしてきた静岡大学人文社会科学部の井柳美紀教授は、川勝が4期目に入り、これまでの「歯に衣着せぬ発言」に県民の支持が得られにくくなり、「失言」として批判されやすくなったと分析する。
井柳美紀教授
「川勝知事の失言や言行不一致は、1期目からあった。そんたくしない発言が世論の支持を得た時期があったが、リニア問題をめぐって批判を受けていることに加え、辞職勧告決議や議会空転の影響で、発信力や存在感の低下が起き、『失言』として捉えられるという状況に変化してきたのではないか」
井柳教授は、今後は、川勝と議会の双方が、建設的な議論を交わすという、本来あるべき姿に戻るべきだと指摘する。
「川勝知事は、『議会とのコミュニケーションを大切にする』と話しているが、県民に見えるところで対話を行い、問題を解決するということが求められる。一方、自民党は、知事の姿勢に対する批判が多いが、政策レベルの批判につながっていない。対立そのものが問題とは思わないが、不信任決議案が否決された時点で、それを受け止め、建設的な議論を行うという議会の本来あるべき姿に正常化させていくことが必要ではないか」
本当に戦うべき相手は?
ことし、県が実施した世論調査では、物価高の影響などから、暮らし向きが「苦しくなっている」と答えた人の割合が初めて5割を超えた。
本当に戦うべきものは、県民の暮らしに立ちはだかる課題であり、不用意な発言や、いたずらな対立の激化は県民をないがしろにしているものと言えないだろうか。
誰のため何のための知事であり議会なのか、改めて考える必要があると強く感じている。
川勝の任期も残り1年7か月。
静岡県の羅針盤となる知事と県議会の行方を、今後も見逃すことなく追っていきたい。
(敬称略)
(※NHKニュース「たっぷり静岡」で11月21日放送)
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