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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

638OS5:2023/04/13(木) 21:06:49
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/201897
連載[新潟県議選2023・揺らぐ基盤]<下>「国政野党」公認候補不振、党勢拡大遠く
無所属候補躍進、政党色希薄に
2023/4/12 7:00
(最終更新: 2023/4/13 14:59)
不安そうな表情で県議選の開票結果を待つ立憲民主党元職の佐藤伸広氏(左)=4月9日、長岡市

「ぐぁーっ」

 新潟県議会議員選挙(県議選)投開票日の4月9日午後11時半ごろ、長岡市・三島選挙区で落選が決まった立憲民主党の元職佐藤伸広氏は叫び声を上げて事務所の椅子から崩れ落ち、床に大の字になった。佐藤氏は前回2019年に続いての落選。「4年たって、またこれか」と天を仰いだ。

 国政では野党第1党の立民だが、改選前の県議の数はわずか1人。今回の選挙で公認候補4人を立て、勢力拡大を狙った。しかし、佐藤氏を含む2人が落選。「決して褒められたものではない」(県連関係者)結果に終わった。

 源流の旧民主党時代には推薦を入れて最大10人の県議を擁したが、先細りが止まらない。立民県連幹事長の米山隆一衆院議員(旧新潟5区)は「対自民党の構図をつくり出すことができなかった」と敗因を語る。

■    ■

 立民県連内には県議選の告示前からきしみが生じていた。

 米山氏は自民との対立軸を明確にすることを目指し、共産、社民両党を含めた共通の政策づくりを提言した。ところが複数の関係者が「根回し不足」と指摘するように、選挙を戦う立民の県議や市議からは異論が噴出。断念せざるを得なくなった。

 反対派の急先鋒(せんぽう)だった県連幹事長代理の大渕健県議=新潟市西区=は「県議選は、野党同士が看板を掲げて議席を争うケースも多い。簡単な話ではない」と語気を強める。

 それでも米山氏は、選挙戦最終日の8日、十日町市・中魚選挙区で共産が推薦した無所属新人候補の応援演説に立った。最後まで野党間の共闘態勢づくりにこだわったが、この候補の勝利にはつながらなかった。

 かつて国政選挙などで共闘を組んだ野党の足並みがそろわないまま終わった県議選。立民公認候補の当選は2人にとどまり、共産は公認候補2人を落として議席を失った。社民は公認候補の擁立すらできなかった。

 逆に存在感を示したのは無所属候補だった。政治スタンスはさまざまだが、今回は20人が当選し、全53議席の3分の1以上を占める。「政党公認を名乗ると幅広い支援を得るのは難しい」。今回当選した、ある野党系の無所属新人候補は率直に語る。

■    ■

 立民は次期衆院選で、新区割りによる5小選挙区の顔ぶれが既に決まっているが、県議選で思ったような党勢拡大は図れずに終わった。選挙の実働部隊となる地方議員の数は自民に比べると比較にならない程少ない。国政選挙では「共産や社民などに頼らざるを得ない」(立民関係者)との見方もある。

 しかし、米山氏が提言した野党間の共通政策づくりが、立民にとって新たな懸念材料となる可能性も出てきている。立民の支援団体で、共産とは相いれない立場の連合新潟が、提言そのものを疑問視しているためだ。

 「立民との距離感は再考が必要」。連合新潟幹部によると、そんな総括をまとめる方向で動いているという。

 次期衆院選へ野党共闘の行方は混迷を深めている。

=おわり=


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