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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

479OS5:2023/03/14(火) 22:15:39
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO063516/20230217-OYTAT50018/
<上 保守分裂を経て>市町の議員に支えられ
2023/02/18 05:00
選挙・福井
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 昨年11月24日の夜、福井市内のホテルの宴会場に、公務を終えた杉本達治(60)が駆けつけた。腰を下ろしたのは、食事の並ぶ3台のテーブルの中央。ほかのテーブルには、福井市議ら約20人が顔をそろえていた。

福井県知事選挙の構図…統一地方選
 市議らは杉本を支援する市町議員でつくる「新しい風ふくい」の幹部らだ。杉本はあいさつで、あと半年を切った知事選について「熟慮中、ということで」と触れた。笑顔でビールをついで回る杉本に、「次も頑張って」と期待の声がかけられた。出席した市議の一人は「事実上、再選に向けたあいさつだったのだろう」と振り返る。

 新しい風ふくいは、前回選で県内17市町の地方議員が結成。杉本は、かつて副知事として支えた現職の西川一誠と対決した。自民党は杉本の推薦を決めたが、党所属の県議の一部は西川支援に回り、保守分裂の様相を呈した。立憲民主と国民民主の各党県連なども西川を支持する中、新しい風ふくいは杉本を支援。議員の一人一人が地元で杉本を売り込み、支援者の協力を得てポスターを貼って回った。蓋を開けてみると圧勝で、新知事誕生の立役者となった。

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 杉本の1期目はコロナ禍をはじめ、関西電力元役員らによる金品受領問題、大雪による立ち往生など慌ただしかった。市議らは「有事続きでも目立った失政がなかった」と口をそろえる。

 2期目も推すのは、直接意思疎通できることが大きい。ある市議は「県庁に行けば面会して地元の課題に耳を傾け、政策に生かそうとしてくれる。西川の時は会うのも難しかった」と振り返り、「こんな関係は全国的にも珍しい。今の福井に県議は不要じゃないか」と言う。

 新しい風ふくいのメンバーは、今や200人を超え、県内隅々にまで支援の根を張る。知事選が迫った昨秋には「再選の出馬表明は、新しい風ふくいの会の会議でしてもらったらどうか」との声もあった。最終的には「今後の知事と県議会の関係もある。ここは県議の顔を立てた方がいい」との意見が大勢を占めた。杉本は昨年12月2日の県議会代表質問で立候補を表明した。

 直後の記者会見で、立候補の決め手を問われた杉本はこう答えた。「もちろん県議会の方々と意見交換をよくさせていただくが、市や町の議員の皆様が支援してくださる。応援するから次もやってくれというお話が多くあった」

 現職知事の立候補表明は県議会でする慣例こそ踏襲したが、県議らに意向が伝えられたのは直前だった。「軽んじられている」と自民党会派のある県議は不満をこぼしながらも、「前回西川を応援した以上、仕方がない」とあきらめる。

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 県政には、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地確定や、着工が遅れた北陸新幹線敦賀以西の延伸など難題が多い。関係者は「県内外での発言力を高める必要がある。今回の知事選でどれだけ県民の関心を高めて投票率を上げ、高い得票率をたたき出して完勝するかにかかっている」と力を込めた。



 3月23日告示、4月9日投開票の知事選は、現職の杉本と、共産党県委員会書記長の金元幸枝(64)の計2人が立候補を表明し、選挙戦が確実となった。擁立の舞台裏に迫る。(敬称略)


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