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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

441OS5:2023/02/19(日) 12:03:41
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/174493
連載[2023新潟県議選「春の陣」まで2カ月]<上>自民党・公明党 岸田政権支持率低迷で逆風、「原発」「旧統一教会」も火種
2023/2/11 15:00
県議選に自民党から立候補する予定の新人らに公認証が手渡された交付式=新潟市中央区

 新潟県議会議員選挙(3月31日告示、4月9日投開票)の投開票日まで2カ月となった。花角英世知事を支える立場の自民党が県議会(定数53)で引き続き半数超の議席を占めるのか、立憲民主党をはじめとする野党勢力が明確な対立軸を示し、勢力を伸ばすのかが焦点になる。「春の陣」に向け決戦ムードが高まる各党会派の情勢を探った。(2回連載の1回目)

 「皆さんに必ずや勝っていただきたい」

 1月末、新潟市中央区の自民党県連会館。県連幹事長の桜井甚一県議が、県議選に自民から立候補予定の新人4人に公認証を手渡し、激励した。

 桜井氏を含めたこの場の出席者をはじめ、現状で自民の公認候補予定者は計33人。県連は、全27選挙区中いまだ空白状態の新潟市西蒲区、小千谷市でも候補の擁立を急ぎ、候補全員の当選を目指す。

 ただ、結果として、この意気込みに冷や水を浴びせる形となっているのが、党総裁である岸田文雄首相とその周辺の言動だ。

 首相自らが打ち出した防衛費増額に伴う増税方針への反発や、物価高騰に対する不満などを背景に内閣支持率は昨年来、低空飛行が続く。直近では、首相秘書官が性的少数者への差別発言で更迭され、政権与党である自民への風当たりも一層強まっている。

▽再稼働議論は「マイナス要素」

 岸田首相が、脱炭素社会の実現に向けた方策の一つとして原発回帰にかじを切り、東京電力柏崎刈羽原発について「夏以降」の再稼働を目指すと明言していることも、新潟県の自民にとっては「マイナス要素」(県連三役経験者)となりかねない。

 柏崎刈羽原発では、テロ対策上の不備が相次いで発覚。原子力規制委員会が改善を認め、命令を解除しなければ再稼働できない状態にある。この他にも東電の失態、不祥事が続いており、直近では3号機を巡る審査書類の不適切な流用が明るみに出た。

 こうした状況に、県連内では東電や原発そのものへの拒否感が高まっている。

 1月中旬、県議会内の一室。新年のあいさつに訪れた東電の小早川智明社長と面会したベテラン県議は「原発は負の遺産だ。再生可能エネルギーに転換するべきだ」と直接迫った。

 「県民の東電に対する信頼は全くのゼロだ」。桜井幹事長はこう断じた上で、再稼働に前のめりな政府とは一線を画した慎重姿勢を強調する。県議選への影響も考慮し、他の県連幹部に当面、東電関係者と接触しないよう異例の指示を出していると明かす。

▽政治と宗教の問題を警戒

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民の関係も火種としてくすぶる。

 国政で自民と連立与党を組み、創価学会が支持母体の公明党は、政治と宗教の問題が県議選に影響しないか神経をとがらせる。党県本部代表の市村浩二県議は「この問題がプラスにはなっていない。危機感はあるので、しっかり説明していきたい」と語る。

 一方、自民の若手県議の一人は地元でそれほどの逆風は感じないとし、「地域課題にしっかり取り組んできたことを訴えたい」と気を引き締める。

 難しい選挙対応を迫られる中、自民県連は昨年の知事選圧勝劇を生んだ立場として、花角知事との距離の近さを前面に出した戦略を描く。桜井幹事長は「改めて『知事与党』という旗印で戦いたい」とし、野党勢力との違いを際立たせたい考えだ。


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