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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

402OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:44:55
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-611753.html
<一強への審判 あいち2023知事選>(下)「どぶ板」手を抜かず 
2023/01/04 05:05中日新聞Web

<一強への審判 あいち2023知事選>(下)「どぶ板」手を抜かず 

(中日新聞Web)

 初詣客が押し寄せる大みそかの熱田神宮(名古屋市熱田区)。現職知事の大村秀章(62)は、年が明ける約一時間前から神宮西門の路上に現れた。

 用意した投光器の先に、「愛知県知事」のたすきをかけた赤いロングコート姿の大村が浮かび上がる。演説せずに立っているだけだが、若者から「おお、本人だ」との声が上がり、スマホ撮影の行列ができた。

 「知事選前の大みそかは毎度、ここで年を越す」と大村。今回の選挙に向け、クリスマスイブから街頭に立ち、三が日も各地の初売りや神社のはしごで予定を埋めた。

 知事初当選から三期十二年がたっても一向に手を抜かない「どぶ板」ぶりは、県議の間でも広く知られる。

 「『こんなところにも知事が来てくれるの』と有権者が驚く」。尾張地方の自民県議は、子ども会の集まりや地域の祭りにも小まめに顔を出す大村の軽いフットワークに舌を巻く。「さすが小選挙区で鍛えられた衆院議員出身だ」

 盆踊りの時期には「一日八カ所」の会場を回り、あいさつだけでなく、踊りの輪にも加わる。

 この小まめさは、仕事面にも表れる。多くの知事や市長の記者会見は毎週一回だが、大村はここ三年ほど、ほぼ毎日、会見している。

 毎週月曜朝の定例会とは別に、大村は新型コロナウイルスに関する知事の「臨時」記者会見を二〇二〇年二月十四日に始めた。県の広報広聴課によると、昨年十二月半ばまでに「臨時」で開いた会見は計五百八十回。コロナ対応とはいえ、全国的にも異例の頻度だ。

 ほぼ全ての質疑を自身でこなす。たまに担当の幹部や職員が答えることがあるが、説明が長くなると「おれが言ったほうが早い」と遮ることもある。

 知事が旗振り役のジブリパークでは、土産のグッズも自らチェックし、商品提案もしている。昨年十一月一日のオープンの朝は、スタジオジブリ監督の宮崎吾朗とメイン施設「ジブリの大倉庫」入り口に立ち、来場者を迎えた。

 開場を待つ熱気であふれた現場で、大村がしきりに気にしていたことがあった。パーク関係者の一人はその場面を振り返る。

 「来場者用の傘立ては十分に用意してあるか」

 その日は確かに小雨が降っていた。「知事なのに、現場の係長のような目の付けどころ」と驚いたという。

 東大法学部卒のエリート官僚出身で、政策通の顔も持つ。「あれだけ毎日書類を読み込み、勉強をし、長い間、知事の立場にいる。とても太刀打ちできない」。あるベテラン職員は、知事に権力が集中する構図を、半ば感心したように語る。

 「現在の県政はほぼ大村与党で占められ、民主主義にとって深刻な状況」

 大村に対抗して立候補を表明している尾形慶子(65)=共産推薦=は、長期化する「一強」の打破を訴える。知事選の告示は十九日。県政の構図をどう変えていくのか、それとも維持していくのか、本格的な論戦が始まる。 (敬称略)

 =終わり

 (中根政人、梅田歳晴、安福晋一郎、阿部伸哉が担当しました)


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