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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

280チバQ:2022/06/15(水) 22:58:44
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/69336
連載[大差の裏側 知事選から参院選へ]<下>立民
独自候補の擁立断念、野党間に溝
2022/6/2 10:30
知事選で片桐奈保美氏(右)の応援に入った森裕子参院議員(左から2人目)。選挙戦最終日や投開票日は姿を見せなかった=5月22日、新潟市中央区

 「いろいろあると思うから一刀両断にはできない。ただ、私は皆さんに協力してきたので、私が出た時には協力してくれるかなと思うじゃないですか」

 5月29日の新潟県知事選投開票日。落選が確実になり、新潟市中央区のホテルに集まった支援者が落胆する中、新人の片桐奈保美氏は報道陣にこぼした。

 「皆さん」とは野党第1党である立憲民主党の本県国会議員を指す。

 ホテルの会場には国会議員による必勝祈願のため書きがずらりと並んでいた。しかし、立民国会議員は誰一人姿を見せなかった。

 今回の知事選で野党側の対応は割れた。共産、社民両党などが片桐氏を推薦する一方、国民民主党と労働団体の連合新潟は現職の花角英世氏の支援に回った。

 立民は最大の支持団体である連合新潟が花角氏陣営に付いたことなどを理由に自主投票としたが個人での応援は容認した。片桐氏を応援した国会議員の中でも精力的だったのが、参院選を控える森裕子参院幹事長だった。森氏は片桐氏との2連ポスターを作製し、休日は終日応援に入るなど熱心に活動を支えた。

 しかし、選挙戦の総仕上げとなる28日、片桐氏のそばに森氏はいなかった。30日の参院予算委員会で質問に立つことになり準備が必要だとして、急きょ欠席した。森氏は31日、新潟日報社の取材に「政府を厳しく追及するのはわれわれの仕事。質問の準備は簡単ではない」と理由を説明した。

 ただ、片桐氏陣営は額面通りに受け止めなかった。選対幹部は「大差がつきそうで、びびったのではないか。参院選へ負けイメージが付くのを避けたのだろう」と冷ややかにみる。

 野党が一枚岩になれなかったこともあり、片桐氏は50万票の大差で敗れた。片桐氏を支援した野党系の米山隆一衆院議員(新潟5区)は「野党が早い段階で候補を立てられなかったのがいけなかった。立民は候補を立てるべきだった」と指摘する。

 立民も手をこまねいていた訳ではない。

 大渕健県連幹事長は昨年12月、秘密裏に重川隆広県議(新潟市西蒲区)に出馬を打診。重川氏は前向きに検討したが、後援会の理解が得られなかったとして断りを入れた。結局、立民県連は独自候補の擁立を断念し、自主投票を決めた。

 大渕幹事長は「有権者に選択肢を示すのが政党の役割。擁立に至らなかったのは、じくじたる思いだ」と悔しさをにじませる。

 知事選では存在感を示せなかった立民。だが公認候補の森氏が出馬する参院選では主役となる。野党側に生じた溝を埋める作業は急務で、連合新潟との合同選対本部会議を4日に開く。

 立民県連代表の菊田真紀子衆院議員(新潟4区)は参院選について「連合新潟や国民民主党と知事選は足並みがそろわなかったので、やはり影響は残る。早く体制を整えて貴重な1議席を死守したい」と夏を見据えた。

=おわり=


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