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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

143チバQ:2022/01/22(土) 18:18:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/007c7e60f787ad1c38d42a6c01d47a9e25697020
森喜朗が石川県政では一度も主流派でなかった不思議〜保守系三候補が退路を断って戦う知事選に全国的注目(歴史家・評論家 八幡和郎)
1/21(金) 20:53配信

選挙ドットコム
全国最多選知事と元首相が影響力を競う
森喜朗が石川県政では一度も主流派でなかった不思議〜保守系三候補が退路を断って戦う知事選に全国的注目(歴史家・評論家 八幡和郎)

石川県知事選挙は、2月24日告示、3月13日投開票だが、現職で全国の知事で最多の7期目を務める谷本正憲知事(76)は引退を表明しており、自民党の馳浩・元文部科学相(60)、山田修路・元参院議員(67)、山野之義・金沢市長(59)による激しい選挙戦が予想されている。

 この石川県では、昭和22年の知事公選の開始から、谷本知事はまだ4人目である。といっても、最初の2人の知事は、2期ずつだったのだが、3人目の中西陽一知事が9期(現職のまま死去)、そして谷本知事が7期で2人併せて、59年間で2人で知事を務めているのである。

 石川県を代表する政治家と云えば森喜朗元首相だ。首相としても東京五輪組織委員会の会長としても、最後は石もて追われた感があるが、プロの評価は高い。

 私は、坂本龍馬にいちばん似た政治家は誰かと聞かれると「森喜朗だ」と答えている。龍馬ファンはイメージが違うとがっかりするが、地方の金持ちの息子で、巨体を揺らす体育会系、気配りの名人、相手の懐に飛び込む名人、違う意見の人の仲立ちが上手、宴会での座持ちや子ども相手のあしらいに長けているなど共通点は多い。

 あの小泉純一郎さえ派閥の長としてそこそこコントロールした。郵政民営化問題で談判に官邸に乗り込んで、「ひからびたチーズしか出なかった」と一芝居打って小泉首相の強気を上手にバックアップした。

 外交でも、ロシアのプーチン大統領との友情は有名で、民主党政権の野田首相すら領土問題の特使として派遣したいと言ったことがあるほどだ。

 そういう森であれば、地元の石川県では絶対的な権力者なのだろうと思うのが普通だ。ところが、不思議なことに、地元の石川県では、県政で主流派になったことがない。中選挙区時代の石川一区でライバルだった奥田敬和(郵政相)との「森奥戦争」は有名だが、つねに知事は彼らのサイドだ。

 そして、今回の石川県知事選挙も、そこがポイントなのである。

2人の知事で59年間も知事の座を独占
石川県の初代公選知事は、地元出身で東京大学から農林省入りし、駐タイ国大使館参事官や食品局長をつとめ、官選の滋賀県知事だった柴野和喜夫(1947〜55)だった。

 3選目を狙った柴野だったが、内灘射爆場への反対闘争などもあったなか、田谷充実(1955〜63)に4万5000票差で敗北した。田谷は京都大学法学部卒。石川県農協中央会長などをつとめた。このころ、農業団体に支持された候補が、官僚知事を破るということが比較的多かったのである。だが、田谷は病気で3選目への立候補は出来ず、離任後すぐに病死した。

後任を選ぶ知事選挙で、最有力候補の一人が、森喜朗の父で県政の実力者だった森茂喜だった。森の地元である根上町(現能美市)は、大リーグの松井秀喜選手の故郷として知られるが、森の祖父である喜平は20年、父の茂喜は九期にわたって村長・町長を務めた。町民の話は必ず正座して聞いた人格者でラグビーの指導者として知られたが、かつて柴野知事の副知事で金沢市長もつとめた土井登と、田谷知事のもとで副知事だった中西陽一(1963〜94)との三つ巴の激しい争いのなかで、中西から副知事とすることを仄めかされて辞退したのだが、この約束が守られることはなかった。

 中西陽一は京都府出身。父親は京都府庁の課長で、息子は一中、三高、京都大学法学部を卒業した。復員後、内務省入りし、石川県総務部長、自治庁会計課長を経て田谷知事のもとで副知事となった。その1年半後に田谷の後任を争う知事選挙に立候補し、土井を3万票弱の差でかわして当選した。


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