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首都圏・東京 地方政治綜合スレ

2099OS5:2023/04/20(木) 21:25:38
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_JHDRIPOQTFP6JLFUPR6XYFCIBI.html
統一地方選 5人激戦、再選挙も 行田市長選、浮動票が鍵
2023/04/20 20:52産経新聞

統一地方選 5人激戦、再選挙も 行田市長選、浮動票が鍵

5人が立候補し、激戦が続く埼玉県行田市長選。再選挙の可能性も取り沙汰されている=19日午後、埼玉県行田市(兼松康撮影)

(産経新聞)

16日に告示された埼玉県行田市長選は、現職と新人4人が激しいつばぜり合いを演じる大混戦となっている。5人の候補はいずれも地盤や実績が確かで、すでにある程度の票を固めるも、大きな差はついていないとみる向きもある。舌戦は最終日までもつれこみそうで、いずれの候補も有効投票総数の4分の1の法定得票数に満たずに再選挙となるシナリオも現実味を帯びる。(兼松康)

市長選に立候補したのは、いずれも新人で元市議の細谷美恵子氏(62)と高橋弘行氏(80)、新人で元参院議員の行田邦子氏(57)、再選を目指す現職の石井直彦氏(79)、新人で元副市長の石川隆美氏(58)。

5人の争いは実に20年ぶり。その端緒は平成31年の前回市長選にさかのぼる。

初当選した石井氏は「任期は1期限り」として副市長を公募し、後継に据える意向も示していたが、翻意して再選出馬を決めた。

副市長に就いた石川氏は市長への思いが強く、今回の出馬に踏み切った。石井氏に対しては「(後継の)意思がある」と繰り返し伝えていたという。

一方、市議3期の高橋氏は前回選で石井氏を推したが「人口減少対策などで新しい政策が出てこない」とたもとを分かち出馬した。

ここに参院議員の実績をひっさげた行田氏と市議2期をアピールする細谷氏が加わり、選挙戦はこれまでになく過熱している。

5人の候補には、いずれも強みがある。

細谷氏は県議を長く務めた故鈴木聖二氏の妹で、平成31年の市議選は4位当選し女性ではトップだった。

高橋氏は同じ市議選で、27年の市議選から1千票以上を上積みしてトップ当選を果たした実力者だ。

行田氏は国政の実績に加え、令和元年知事選では最終的に取りやめたが出馬表明するなど知名度も高い。

石井氏は前回の市長選で自民党や旧立憲民主党など5党が推薦した現職を破った地力がある。

石川氏は市で初めての女性副市長として辣腕(らつわん)をふるい、市内外で一定の評価を得ている。

「5人はそれぞれが票を持つ。いずれも法定得票数に届かず再選挙となる可能性も10〜20%ある」。ある市政関係者は、激戦の行方をこう分析する。

行田市の選挙人名簿登録者数は15日現在で6万7264人。現新の一騎打ちとなった前回の市長選で52・65%だった投票率が、今回は混戦で注目が集まり60%に上がるとすれば、有効投票総数は4万あまり、法定得票数は1万超となる。それぞれが固めた票に浮動票をどれだけ積み増せるかかが鍵となる。

最近では昨年の東京都品川区長選、平成29年千葉県市川市長選が再選挙となった。今回の行田市も再選挙となれば、2週間の異議申し出期間後、50日以内に行われる。


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