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新・自動車綜合スレ
77
:
荷主研究者
:2019/07/28(日) 11:11:12
https://www.sakigake.jp/news/article/20190626AK0023/
2019年6月26日 15時30分 秋田魁新報
トヨタの風(1)東北集約、参入の好機
小型車を生産する宮城大衡工場。数千点もの部品が組み付けられる
トヨタ自動車東日本(本社宮城県大衡=おおひら=村)が2020年12月に静岡県の工場を閉鎖し、車両生産を東北に集約するまで1年半となった。県内ではトヨタグループと取引のある自動車部品製造の大橋鉄工秋田(横手市)を中心に、複数の企業が連携してトヨタ東日本に部品を納入する計画がある。同社の調達活動の姿勢や本県企業との取引の現状は―。「トヨタ」の風が吹き始めた今、本県の自動車産業の可能性を探った。
◇ ◇
多くのロボットによって自動化されたライン。ルーフやボンネットなど自動車1台当たり4千カ所の溶接が行われ、次々に車体の骨格が形づくられていく。
トヨタ東日本の宮城大衡工場での溶接工程。その後の塗装に続く組み立て工程では、シートやハンドルといった内装品、電気配線、エンジンなど1台当たり数千点もの部品が人と機械によって組み付けられる。いくつもの厳しい検査を経て、完成車として出荷される。
従業員約7700人(4月1日現在)のトヨタ東日本は、宮城大衡工場、岩手工場(岩手県金ケ崎町)、東富士工場(静岡県裾野市)の三つの工場で「シエンタ」「アクア」「ヴィッツ」「ジャパンタクシー」など計10車種、年間約50万台の小型車を生産。宮城大和工場(宮城県大和町)ではエンジンやブレーキシステムなどの部品を製造している。
同社は、東日本大震災翌年の12年7月に当時の関東自動車工業、セントラル自動車、トヨタ自動車東北の3社が経営統合して設立された。トヨタ本体がある中部地方、高級車ブランド「レクサス」の生産工場がある九州地方に次ぐトヨタグループの国内第3の拠点と位置付けられている。
競争が激しい小型車の生産拠点を集約し、コスト競争力を高めるため、同社は老朽化が進む東富士工場を20年12月末で閉鎖することを決めた。東富士で生産している車種の移管先についてはトヨタ本体と検討中というが、本県の製造業者からは「東北での部品調達率は上がるだろう」「秋田にも波及効果を」といった期待の声が聞かれる。
トヨタ東日本は、今年から再編に向け従業員の異動を行っている。もともと東富士に勤務していた約1100人のうち、先月までに200人が東北の工場に異動した。21年以降は東北で車両生産を加速させる方針だ。
東北に自動車の生産基盤を構築し、関連産業の集積やものづくり力の向上を進めることで復興の一助になるというのが同社の理念。設立以来、車両の部品や設備、資材の調達網を東北で拡大してきた。6県にある1次、2次仕入れ先は12年の約100事業所から約150事業所に増加。これに伴い、同社は約2300人の雇用が生まれたと試算する。
ただ、本県にある仕入れ先は他県に比べて非常に少ないのが現状だ。同社は「輸送効率の面から生産拠点のある岩手県と宮城県に集積している」と説明する。今後も近隣を中心に仕入れ先を増やし、物流コスト削減に取り組む考えで「東北全体で生産技術力、製品技術力のある取引先を探している」と強調。本県企業にも幅広い分野で積極的な技術提案を求めている。これを好機と捉えているのが、17年に操業した大橋鉄工秋田。同社に呼応した動きが出始めた。
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