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新・自動車綜合スレ

46荷主研究者:2019/04/28(日) 21:43:15

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/295933?rct=n_hokkaido
2019年04/13 05:00 北海道新聞
宮蘭航路で部品輸送 アイシン東北など初の実証実験

http://tohazugatali.web.fc2.com/port/20190413hokkaido01.JPG

 自動車部品製造のアイシン東北(岩手県金ケ崎町)など民間企業2社と岩手県は3月中旬、室蘭市と岩手県宮古市を結ぶ定期フェリー航路(宮蘭航路)や、自動車専用道を利用して自動車部品を輸送する初の実証実験を行った。現在は苫小牧市と青森県八戸市を結ぶ航路で部品を運んでいるが、悪天候時や災害時に代替ルートを確保するのが狙い。岩手県内は震災復興を目的とした道路網整備が進んでおり、フェリーを運航する川崎近海汽船(東京)は、貨物量の増加につなげたいと期待している。

 岩手県内では自動車専用道の東北横断自動車道・釜石―花巻間(釜石道、延長80キロ)が3月9日に全線開通し、仙台市と八戸市を結ぶ三陸沿岸道路(三陸道、359キロ)の整備も進んでいる。今回の実験は県の提案を受けて実施し、部品輸送のカリツー東日本(愛知県安城市)も参加した。

 アイシン東北は、トヨタ自動車系列のアイシン精機(愛知県刈谷市)の子会社。2016年度の売上高は138億円。北海道向けにはトランスミッションの部品を隔日で、トレーラーを使って1回あたり約50立方メートル輸送している。

 実験は3月、2日間にわたって行った。19日未明に岩手県北上市にあるアイシン東北の物流拠点から模擬部品をトレーラーに載せ、釜石道、三陸道経由で宮古港へ。同日朝宮古発のフェリーに乗って室蘭港に入り、翌20日に関連工場のある苫小牧市まで運んだ。

 走行や作業にかかる時間、道路の状況などを調べたところ、釜石道、三陸道に関しては想定より1時間程度早く、約2時間半で運ぶことができたという。宮古港に向かう間、三陸道の未開通区間では一般道を約5キロ走行したが、特に問題なかったとしている。

 ただ、アイシン東北は「現状では東北自動車道から八戸―苫小牧航路を利用した方が、所要時間、輸送料金とも優位。三陸道、釜石道は無料の高速道路だが、あくまで悪天候時などの代替ルートとしてのみ検討したい」と説明する。

 岩手県港湾課の伊藤秋彦担当課長は、昨年6月に就航した宮蘭航路の貨物利用が低迷していることから「他の企業にも、航路と自動車専用道の利用促進を呼びかけていく」と話す。川崎近海汽船フェリー部は「宮蘭航路がさらに認知されれば、自動車部品にとどまらず、他の工業部品の輸送手段として検討される可能性が出てくる。安定した貨物の獲得につながれば」と話している。(平原雄一、横山清貴)


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