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新・大中華世界的話題
941
:
チバQ
:2016/01/12(火) 22:42:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/217489
蔡氏、独走続く 台湾総統選、最後の週末
2016年01月10日00時11分 (更新 01月10日 00時22分)
台湾総統選で選挙カーから支持を訴える民進党候補の蔡英文氏(右上)=9日午前、台湾南部・屏東県
台湾総統選で選挙カーから支持を訴える民進党候補の蔡英文氏(右上)=9日午前、台湾南部・屏東県
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【屏東、台北・横尾誠】台湾総統選は9日、投開票日(16日)前の最後の土曜日となり、独走状態の最大野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席(59)ら3候補が各地で総仕上げの選挙運動に突入した。
蔡氏は、父親の実家がある南部・屏東から選挙カーで北上。総統選と同時実施される立法委員(国会議員)選の候補者と街を走りながら支持を訴えた。選挙戦最終日の15日まで、拠点都市で連日夜に集会を開きながら北上する。
一方劣勢の与党、国民党の朱立倫主席(54)は北部の台北市中心部で20万人規模(主催者発表)の大規模な行進と集会を行った。
◇ ◇
■出自強調、与党支持層を攻略
台湾総統選で、民進党候補の蔡英文氏が、父親は「客家(はっか)」、祖母が「先住民」という出自を強調する機会が増えている。いずれも独自の言語や文化を持つ台湾社会の少数派。伝統的に国民党の支持者が多いとされ、与党の支持基盤を攻略する狙いがある。
9日、蔡氏は南部・屏東の海沿いの田舎町で、選挙戦最後の1週間のスタートを切った。
父親の実家がある楓港。蔡氏は北部・台北市の生まれだが、ここを「故郷」と呼んできた。父は客家の血筋。「客家娘が総統になる」は彼女が度々口にする標語になっている。
客家への浸透に力を入れるのは、総統選と同時にある立法委員(国会議員)選で民進党が初の過半数を実現する一つの鍵になるとみているからだ。
客家は台湾人口の15%前後だが、山間部にまとまって住み、北部の新竹県では69・5%(2014年推計)を占める。国民党は、この新竹や同じく客家の多い北部の苗栗県、桃園市を強固な地盤としてきた。「どこも立法委員選の激戦区。最後の一押しに客家取り込みは欠かせない」と民進党の選対関係者。
この日楓港では蔡氏が先住民の頭飾りを頂く演出もあった。祖母は先住民パイワン族出身。蔡氏は8日夜の最後の政見発表会で「もし当選できたら、不公平な扱いを受けてきた先住民に総統として謝罪したい」と発言。東南アジアや中国から移住した「新住民」も含め、多様な台湾社会に心配りして支持を訴えている。
国民党は防戦に懸命だ。朱立倫主席は、父は戦後台湾に渡った「外省人」だが、自身は客家が多い桃園県(現桃園市)の生まれ。桃園県長も歴任し、客家語も操るという朱氏は同じ政見発表会で「私は本当に客家の文化を認める県長だった。選挙の時だけの『客家娘』とは違う」と皮肉った。
ただ国民党は、馬英九政権への強い批判や、一度決めた公認候補を差し替えた混乱などで、外省人の支持固めにも苦しむ。9日の大規模行進には朱氏と馬氏の夫人に加え、公認を取り消された洪秀柱氏も参加し、懸命に党の団結を訴えた。
《台湾人》台湾は漢族系が97%を占めるが、中国大陸から台湾に渡った時期や、出身地によって言語や文化が異なり「族群」と呼ばれるグループに分けられる。戦前に移住した福建省出身者らがホーロー人、主に広東省北部から移住した人々が客家人で、まとめて本省人とも呼ぶ。戦後に国民党政権と台湾に移住したのは外省人。人口比はホーロー人が7割弱、客家と外省人が各15%程度。ほかに先住民2%強、その他1%。結婚などで融合が進んだが族群意識は過去の選挙に一定の影響を与えてきたとされる。
=2016/01/10付 西日本新聞朝刊=
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