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新・大中華世界的話題
897
:
chibaQ@rossia`
:2016/01/03(日) 23:54:51
http://mainichi.jp/articles/20160104/k00/00m/030/106000c
シーア派指導者らを イラン反発、大使館放火
毎日新聞2016年1月3日 22時30分(最終更新 1月3日 23時29分)
【テヘラン田中龍士】サウジアラビア政府は2日、国内でのテロに関与したなどとして死刑判決を受けたイスラム教シーア派の指導者ニムル師ら47人を処刑したと発表した。これを受け、シーア派国家イランの首都テヘランでは同日夜、抗議デモに参加した一部の群衆が暴徒化し、サウジ大使館に放火したり乱入したりした。スンニ派の盟主を自任するサウジとイランの対立激化が懸念される。
シーア派が多数の隣国バーレーンやイラクなどでも同日、抗議デモが発生。宗派対立が中東各地に拡大している。イラクのシーア派最高権威シスタニ師は「不公正な攻撃で血が流された」とサウジを非難した。
処刑されたのは2003〜06年に国際テロ組織アルカイダによる攻撃に関与したとされるスンニ派が大半で、11〜13年に反政府活動に関わったとされるニムル師らシーア派の4人も含まれる。
イラン国営通信によると、ニムル師は、中東民主化運動「アラブの春」が起きた11年、サウジ東部州カティフであった差別撤廃を求めるシーア派の反政府デモに支持を表明するなどして注目を集めた。12年6月に逮捕され、14年10月に「宗派対立をあおった」などとして死刑判決を言い渡された。
ロイター通信によると、カティフでは2日、処刑に抗議するシーア派住民数百人が集まり「サウド王家を倒せ」と叫びながら通りを行進した。
一方、テヘランでは、同日午後10時20分(日本時間3日午前3時50分)ごろ、サウジ大使館前に集まった群衆が、石や火炎瓶を投げ込んだ。
インターネット上に拡散する映像には、若者らが敷地内に侵入し、窓ガラスや備品などを次々壊す様子が映っている。イラン当局は暴動に加わった40人を逮捕した。
最高指導者ハメネイ師は3日、「サウジの政治家には間違いなく神の報復が降りかかる」と激しく非難した。一方、ロウハニ大統領は、サウジを批判しながらも「サウジ大使館に対する過激な人々による行為は正当化できず、イランの尊厳を損なうものだ」と、国民に自制を呼びかけた。
繰り返す対立の歴史
地域の覇権争いを続けるイランとサウジは、たびたび対立してきた。シリア情勢を巡っては、アサド政権を支援するイランと反体制派を擁護するサウジが対立。イエメンでは、イランが支援するシーア派武装組織フーシと、政権側を擁護するサウジが軍事衝突を繰り返している。
サウジによるニムル師処刑については、国際社会でも懸念が広がる。欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)は2日、「中東地域で更なる宗派間の対立を起こし、危険な結果を招く恐れがある」と懸念を表明。
国連の潘基文(バン・キムン)事務総長も「非常に落胆している」との声明を発表した。潘氏は裁判の公正性に「深刻な懸念」を表明し、宗派対立の先鋭化を避けるため、中東地域の指導者に冷静な対応を呼び掛けた。
イランの中東専門家、ジャファル・ガンナドバシ氏(59)は、サウジでは、イエメンで十分な戦果を上げられていないうえ、経済情勢も苦しいことから国民の間に不満が高まっていると指摘。「人々に恐怖を植え付け、締め付けるために処刑が行われた」と分析。「世界中が新年を迎えてせわしない時期を選んだのではないか」と述べた。
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