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新・大中華世界的話題
814
:
とはずがたり
:2015/12/22(火) 23:45:24
法治なき長期捜査=「無罪」と批判-人権派弁護士、異例の猶予判決・中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015122200706
【北京時事】インターネット上の書き込みが「騒動挑発」と「民族の恨みをあおった」罪に当たるとして起訴された中国の著名人権派弁護士・浦志強氏(50)に対し、北京市第2中級人民法院(地裁)は22日、懲役3年、執行猶予3年の判決を言い渡した。「法律問題ではなく、政治迫害」(複数の人権派弁護士)とされた浦氏の事件は、社会で影響力を高めた同氏への報復が狙いという見方が強かった。徹底した言論弾圧を展開する習近平政権下で猶予判決は異例とも言えるが、「そもそも無罪だ」として法治なき長期捜査に批判が高まっている。
◇「英雄ではない」
「関心を持ち、支持してくれたあらゆる友人に感謝したい。しかし私は『英雄』ではない」。浦氏は判決言い渡しを終え、弁護人にこう語った。22日夕、拘束から1年7カ月ぶりに拘置所を離れた。ただ自宅に帰らず、しばらくの間、当局に指定された場所で生活する。「妻と一緒で環境もいい。しばらく休息したい」と周辺に語ったが、完全な自由は実現していない。
浦氏の拘束を主導したのは北京市公安局だった。浦氏は弁護士として、「言論の自由」を推し進める訴訟案件を数多く手掛け、不当な拘束制度「労働教養」の廃止に貢献した。内外メディアを巻き込んで世論のうねりを上げ、人気時事雑誌の表紙を飾るなど存在感を高めた。関係者によると、公安局は当初、「浦は調子づいている。この辺で逮捕する必要がある」と強気の意向だった。
拘束のきっかけは2014年5月、天安門事件を回顧する研究会出席だったが、「口実」にすぎなかった。公安局は浦氏の経済犯罪や日本訪問の経緯なども徹底的に捜査。何も不正は見つからなかったにもかかわらず、11月には中国版ツイッター「微博」の書き込みに関して「国家分裂扇動」も含めて四つの罪で起訴するよう検察当局に求めた。
しかし、検察当局は何度も公安局に再捜査を命じた上、起訴したのは二つの罪のみ。当初問題視した書き込みも37件に上ったが、最終的な起訴対象は7件に減った。改革派の法学者は「政治的に行動する公安局は法治を無視するが、検察官や裁判官は法律家として、(政治事件である)浦氏の処理に圧力を感じていたはずだ」と解説する。
◇内外の釈放要求
浦氏や弁護側は法廷で無罪主張を展開したが、微博での荒い言葉遣いなど「誤り」を認めた。一方、国営新華社通信は「(浦氏は)積極的に罪を認め、罪を悔やんだ」と報道。双方には食い違いがあるが、法院は浦氏が自白したため猶予判決になったと強調した。
法院が一定の配慮を示した背景には、起訴自体に無理がある政治事件だった上、「言論弾圧だ」と批判する米政府など国際社会や国内の改革派知識人が釈放要求を強めていたことがある。浦氏の弁護人は「法院として、無罪以外で最良の選択を下した結果だ」と解説した。
体制の安定を最優先する習指導部は、共産党権力と対峙(たいじ)する民間勢力の台頭に危機感を強め、人権派弁護士や民主活動家らを相次ぎ拘束している。今後も引き締めを弱めることはないとみられるが、浦氏の事件は、習指導部が掲げる「法治」が、中身の伴わないスローガンにすぎないことを改めて印象付けた。(2015/12/22-22:02)
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