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新・大中華世界的話題
69
:
チバQ
:2015/08/29(土) 23:34:03
ただ、ここで店を開いているのは圧倒的に漢族、しかも多く浙江省など沿岸部から「一稼ぎ」をもくろんで来た人たちで、地元のウイグル族など少数民族の姿は見かけない。一帯一路は少数民族の生活向上につながるのか。同じ疑問を持った海外メディアの記者と一緒に担当者に聞いてみたが、「地域が潤えば、みんなが豊かになる。少数民族の参加も排除していない」と不思議そうな顔で返された。
経済と並んで、関心の高い「民族」については、予想通りと言うべきか、当局のガードは堅い。設定されている取材は民族文化を紹介する博物館見学や舞踊ショー、伝統料理のレストラン……。夜の外出には「危険があるといけない」として必ず当局者の動向を求められ、「1対1で向き合って、生の声が聞きたいのに」とのうめきが漏れた。
そんな中で、唯一のチャンスといえたのは、ツアー終盤に訪れた西部・温泉県のきくらげ栽培場での取材。商品価値の高いきくらげをビニールハウスで栽培するノウハウをウイグル族が働きながら身につける、という触れ込みだ。新疆では大量に移住してきた漢族との所得格差に対する少数民族の不満が根強い。多発するウイグル族による警察などへの攻撃の背景ともなっているため、政府にとって格差縮小が焦眉の急となっている。
漢族が経営する栽培場で、ウイグル族のルスグリさん(34)は発泡スチロールの容器に菌を植え付ける作業に汗を流す。外国人と話をするのは初めて、というルスグリさんは緊張した表情のまま、質問に答えた。1日4時間の勤務だが、休日はない。夫婦で月給は5400元(約10万円)という。
記者のそばに立つ地元政府職員の顔をちらちらとうかがいながら答えていたルスグリさんの口調が強い調子に変わったのは「今の仕事に満足しているか」と尋ねたときだった。「自分で経営したいが、今の給料では器具やハウスを買う余裕はない」と告げ、働く前に役所で示された給料はもっと高かった、と訴えた。
こうした少数民族に対し、ツアーに参加した中国人記者(1人を除いてすべて漢族)の目はおしなべて冷ややかだ。大手新聞社で働く記者は「入学試験や就職で少数民族は優遇措置を受けている。彼らには努力が足りない」と話し、別の記者も「(ウイグル族などイスラム教徒が行う)断食は体に悪いのになぜこだわるのか」と首をかしげた。
新疆では至る所に、一帯一路構想での経済発展をうたう大きなスローガンとともに、「漢族は少数民族と離れず、少数民族は漢族と離れない」といった民族団結を呼びかけるスローガンが掲げられている。10月1日、60周年を迎えるその日を、2200万人の住民はどんな思いで迎えるのだろうか。
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