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新・大中華世界的話題
629
:
チバQ
:2015/11/16(月) 22:49:01
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150929/lif15092914230013-n1.html
【ベトナム点景】豪華寝台で高原都市サパへ レトロな重厚感 ヴィクトリア・エクスプレス
2015.9.29 14:23
午後10時、アナウンスもなくラオカイ行き夜行列車「SP3便」がハノイ駅を静かに出発した。294キロ、約8時間半に及ぶ鉄道の旅の始まりだ。先頭のディーゼル機関車、2両目の荷物車を含めて16両の大編成。最後の2両がベトナムで一番のグレードを誇る豪華寝台車両「ヴィクトリア・エクスプレス・トレイン」になる。
ベトナムでは、政府が駅や線路といった鉄道インフラを管理し国鉄が列車を運行する上下分離方式がとられ、さらに企業などが特定の列車を営業・運営するケースがある。ヴィクトリア・エクスプレスは避暑地・サパにある最高級ホテル「ヴィクトリア・サパ・リゾート&スパ」が1997年から運営。乗車2カ月前でもなかなか予約がとれない人気車両だ。
この日のSP3便にはヴィクトリア・エクスプレスのほかに別のホテル、旅行会社が運営する寝台車両が“相乗り”。車両の外装、造りは同じだがカーテン、壁紙、電気スタンドなど内装や調度品が会社ごとに異なっている。ホームからガラス越しに車内をながめてみたがパッチワークのようで楽しい。ベトナム国鉄が運行するリクライニング型のシー ト席、木製ボックス席の車両も1つずつ連結されていた。
ヴィクトリア・エクスプレスは2段ベッドが2つ入るスーペリア・キャビン、シングルベッドが2つ入るデラックス・キャビンから成る。赤茶系の木材を使ったコンパートメント、通路と各部屋の扉に施された格子の意匠がレトロな重厚感を醸し出す。
食堂車の連結は曜日によって決まっており、残念ながら今回は連結されていなかった。予約なしでもテーブルが空いていればその場で食事や飲み物が注文できるそうだ。
豪華とはいっても、戦争の影響で鉄道設備の更新が遅れているベトナムのこと。シャワー室はなく、トイレと洗面台も車両の両端に1つずつあるだけだ。 時間調整のためか低速運転が続く。
あさかぜ、富士、はやぶさ、北斗星…。揺れに身をまかせ、ブルートレインの愛称で多くの人に親しまれながらも、姿を消していった寝台特急に想いを馳せる。旅の高揚感が最高に増す鉄道によるアプローチにもかかわらず、物悲しい気持ちになってしまった。線路状態が悪いようで振動は激しいが、不思議と心地よい眠りだった。
目を覚ますとカーテンの隙間から明かりが差し込んでいた。就寝前には冷房だった空調が暖房に切り替わっている。備え付けの寝巻きから着替えてベッドに座っていると、乗務員が笑顔でクロワッサンとコーヒーを運んできた。まもなく終点のラオカイ駅だ。
線路は国境を越えて中国・昆明までつながっており、路線は違うがハノイから北京までの直通列車も週2便出ている。北京で乗り換えれば、さらに5〜6日かけてモスクワにも行ける。いつかはそんな旅もしてみたい。
午前6時半、出発時と同じくアナウンスもなく、雨にけぶるラオカイ駅に到着。慌しく荷物をまとめてホームへと降りたった。ここからバスで少数民族が暮らす高原の町、サパへと向かう。
◇
国土はさほど広くないベトナムだが、54の部族からなる多民族国家だ。国民の大半をキン族が占め、残りの部族は少数民族となる。少数民族はテレビやインターネットを楽しむ一方、ふだんから民族衣装を着用し、昔ながらの生活を送っている。中国・雲南省に接し、少数民族が集まるラオカイ省を9月上旬に訪れた。(産経デジタル 長浜明宏)
取材協力:ベトナム航空
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