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新・大中華世界的話題

598チバQ:2015/11/13(金) 21:06:45
http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000m030055000c.html
中国:パキスタンのグワダル港確保 「中パ経済回廊」起点
毎日新聞 2015年11月13日 20時31分(最終更新 11月13日 20時32分)

 ◇経済特区、43年間運営の覚書交わす
 【北京・石原聖】中国が11日、パキスタン南西部のグワダル港の経済特区を43年間運営する覚書をパキスタンと交わした。グワダル港は新疆ウイグル自治区カシュガルとを結ぶ「中パ経済回廊」の起点で、中国はこの回廊を「一帯一路(陸と海のシルクロード経済圏)」構想の一部と位置付けている。陸と海の結節点にあたる港の運営に道筋をつけたことで、「一帯一路」構想が始動した形だ。

 港湾管理権はすでに中国側に移っており、グワダル港は中国の「海外拠点港」として本格的に整備・運営されることになる。

 中国とパキスタンは今年4月、「一帯一路」の旗艦事業といえる中パ経済回廊の推進で合意。回廊にある水力発電所の整備には、アジアインフラ投資銀行(AIIB)とは別に中国が創設した政府系ファンド「シルクロード基金」が初の投資を行う。パキスタン側もテロ対策として1万人規模の特別治安部隊を創設し、中国の権益擁護に協力する構えだ。

 輸入原油の8割を中東・湾岸諸国に頼る中国にとって、カシュガルからグワダルまでの約3000キロの陸路が整備されれば、米軍の影響下にあるマラッカ海峡を回避することが可能となる。今年1月には、ミャンマーのチャオピュー港と雲南省昆明を結ぶパイプラインも開通している。

 中国には、南シナ海・インド洋での米国のプレゼンスをにらみ、グワダル港の「確保」で内陸ルートを増やし、エネルギーや軍事面での安全保障を強化する狙いがある。また、イラン核問題の最終合意の発効を受け、欧州連合(EU)と米国は対イラン経済制裁解除に向けた準備を始めており、将来、パキスタンを起点にイラン、インドとの天然ガスパイプラインが敷設される可能性もある。


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