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新・大中華世界的話題

578チバQ:2015/11/11(水) 21:48:58
http://mainichi.jp/select/news/20151112k0000m030100000c.html
ミャンマー:大統領府「国民の支持得たスーチー氏に祝意」
毎日新聞 2015年11月11日 21時43分

 ◇NLDの勝利 政権として初めて事実上認めた形に
 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー大統領府は11日、総選挙の開票でアウンサンスーチー氏(70)率いる最大野党「国民民主連盟(NLD)」が圧倒的に優勢な状況を踏まえ「国民の支持を獲得したスーチー氏に心より祝意を表する」との声明を発表した。政権として初めて、NLDの勝利を事実上認めた形だ。一方でスーチー氏はこの日、テインセイン大統領、ミンアウンフライン国軍最高司令官、シュエマン国会議長の3人に書簡を送り、政権交代に向け「国民和解について話し合う会談」を提案した。

 声明は「連邦選挙管理委員会によるこれまでの集計結果」を前提としながらも、「政権は国民の選択を尊重し、平和裏に政権移行を進める」とし、スムーズな政権交代を約束。スーチー氏が提案した会談についても、選管の最終結果発表後、調整する意向を示した。

 選挙でNLDが国会(上下両院)の改選498議席のうち3分の2超(333議席以上)を獲得すれば、国会での大統領選でNLD候補が当選する。NLDの集計では既に400議席を超えて「圧勝」している。 選管の中間集計(11日夜)によると、当落が判明した232議席のうち、NLDはスーチー氏を含めて211議席を獲得、与党「連邦団結発展党(USDP)」は12議席にとどまる。最終結果発表まで2週間程度かかる見通しだ。

 スーチー氏が11日に書簡を送った3人は「ビッグ・スリー」とも呼ばれるこの国の指導者で、週明けにも「国民和解」などをテーマに会談したいと提案した。大統領は「選挙結果が確定すれば調整する」と応じた。2011年の民政移管まで半世紀に及んだ軍政支配の後遺症が今も「国民和解」を妨げており、スーチー氏はかねて国軍と民主化勢力を含めた包括的な「和解への話し合い」の必要性を訴えてきた。

 一方、今回選挙についてイエトゥ大統領報道官は11日、米CNNのインタビューに「テインセイン政権が進めてきた政治改革プロセスの成功を意味する」と強調。その上で「NLDの躍進を祝し、大きな変革を求める国民の決意を成就できるよう望む」と発言した。新大統領は来年の国会(1月招集)で選出、4月1日に新政権がスタートするという。

 政権移譲について、報道官は「(旧軍政が選挙結果を無視し政権に居座った)1990年には憲法がなかった。今は選挙に勝った政党への権力移譲を憲法(08年制定)が保障している」と説明した。

 スーチー氏は憲法改正を「民主化の核心だ」と訴えてきた。国会の議席は国軍最高司令官が任命する軍人議員が4分の1を占める。憲法改正は全体の4分の3の賛同が必要で、改正には国軍の支持が欠かせない。報道官は「今の憲法は完璧ではなく、国民の意思に従って改正は可能だ。スーチー氏が国軍を含めコンセンサスを構築できるかが鍵だ」と述べた。

 スーチー氏は憲法上、外国籍の息子がいるため大統領にはなれない。このため「大統領の上に立つ」と発言し、波紋を広げている。報道官は「今の政権は次に権力を移譲するだけ。その後はNLD、国民が決めることだ」と語った。


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