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新・大中華世界的話題

571チバQ:2015/11/11(水) 21:11:40
https://www.nhk.or.jp/news/html/20151111/k10010302231000.html
ミャンマー 民主化勢力主導政権誕生の見通し強まる
11月11日 21時03分

ミャンマー 民主化勢力主導政権誕生の見通し強まる
ミャンマーの総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏率いる野党NLD=国民民主連盟は、独自の集計で過半数の議席に達したことを明らかにし、テイン・セイン大統領も平和的な政権移譲を約束しました。半世紀以上にわたって軍の影響力の強い政権が続いてきたミャンマーで、民主化勢力主導の政権が誕生する見通しが強まりました。
ミャンマーの選挙管理委員会によりますと、これまでに選挙で争われた議席の60%の299議席が確定し、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党NLDが256議席を獲得して、20議席の与党USDP=連邦団結発展党に圧倒的な差を付けてリードしています。
選挙結果を巡っては、野党NLDも立会人を通じて開票結果を独自に集計していて、NLDの幹部は、11日、NHKの取材に対し、過半数の333議席を上回る議席を獲得したと明らかにしました。
またアウン・サン・スー・チー氏は、テイン・セイン大統領と軍の最高司令官に対し、総選挙後の国民和解のための会談を呼びかける書簡を送りました。これに対しテイン・セイン大統領は11日午後に声明を発表し、NLDとスー・チー氏に祝意を表したうえで、選挙結果が確定すれば会談に応じ、平和的な政権移譲を行うと約束しました。
今後、選挙結果などをを巡る大きな混乱がなければ、半世紀にわたって軍の影響力の強い政権が続いてきたミャンマーで、民主化勢力主導の政権が誕生する見通しが強まりました。
新しい議会が招集されるのは、今の議員の任期が切れる来年1月末以降で、その後、議会で新大統領を選出する手続きが行われ、テイン・セイン大統領の任期が切れる来年3月末以降新政権が発足する予定です。
野党圧勝の背景は
野党NLD=国民民主連盟が圧勝する見通しとなった背景には党首のアウン・サン・スー・チー氏のカリスマ的な人気と、軍事政権時代の抑圧などに対する国民の根強い反発があります。
建国の父、アウン・サン将軍を父に持つスー・チー氏は、軍事政権に対し真っ向から民主化を求め続け、延べ15年間に及ぶ自宅軟禁にも信念を変えることはありませんでした。今回の総選挙でスー・チー氏は2か月に及ぶ選挙期間中、ミャンマー各地に足を伸ばし、NLDの支持が比較的弱いとされる少数民族の多い州などでも、積極的なてこ入れを図りました。各地の集会は、どこもスー・チー氏を一目見ようという人であふれ、NLDはもともと支持基盤とする都市部に加え、地方でも優位を確固たるものにしました。
一方、軍事政権の流れをくむ与党USDPは、軍や公務員などの全国的な組織票があっても、議席に結びつけることができませんでした。国民の多くは、テイン・セイン大統領の4年間の実績に対し、一定の評価をしながらも、それに先立つ軍事政権時代の政治的な抑圧と経済的な停滞には、依然強い反発を抱いており、こうした国民感情がNLDが票を伸ばす大きな要因となりました。


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