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新・大中華世界的話題

57チバQ:2015/08/26(水) 21:57:16
http://www.sankei.com/world/news/150826/wor1508260001-n1.html
2015.8.26 06:00
【プラユット政権考】
あの暴れん坊がタイ政界に復活!反タクシン派の頭目、ステープ氏の素顔とは…





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7月30日、バンコクで会見するステープ氏。昨年5月の軍事クーデターを引き起こす反タクシン派デモを主導した(ロイター)
 タイでインラック前首相を辞職に追い込み、昨年5月の軍事クーデターを起こす原動力となった反タクシン元首相派運動を展開した、ステープ元副首相(元民主党幹事長)が、政治活動を再開した。昨年7月に頭を丸めて出家していたが、1年経って還俗した。財団を設立する一方、軍政に「改革」推進を促す意向も示している。安定を取り戻したタイの政治が再び混乱する動きを起こさないか、軍政も警戒している。(シンガポール 吉村英輝)

 「問題を起こさないよう忠告する」。昨年5月に陸軍司令官としてクーデターを遂行したプラユット首相は、ステープ氏の政治活動再開について、警戒感をあらわにした。

 ステープ氏は、タクシン氏の復権につながる恩赦法案に反発して、当時のインラック政権批判の急先鋒(せんぽう)となり、古巣の民主党を飛び出し、2013年秋からの反政権デモを主導。主要交差点を「占拠」するなど、一部財閥の支援を背景に、大規模なデモを展開した。

 これを受け、プラユット氏は、政治的な「中立」姿勢を堅持する一方、デモによる政治混乱と悪化した治安を改善するため、クーデターに踏み切った。いわば、ステープ氏に「担ぎ出された」(現地メディア)過去がある。

 ステープ氏は、還俗した今年7月末、財団設立を発表した。目的は平和的な活動で、デモなどは行わないとした。だが、タクシン派幹部はロイター通信に、混乱要因を作り出してきたステープ氏の言葉を額面通り受け取らないと主張。「(軍政は)ステープ氏の言うことを聞かず、来年実施を約束した(民政移管の)選挙を実施してほしい」と述べた。

 確かに、ステープ氏は財団設立の記者会見で、一連のデモで掲げた「選挙前の改革」も軍政に強く訴えていく意向を示した。デモ隊の唱えた「改革」は、「タクシン派つぶし」を意味する。北部や東北部の貧しい農村などを支持基盤に、選挙で絶対的な強さを誇るタクシン派と真っ向から勝負すれば、再びタクシン派勢力の拡大を許してしまう。

 実際、ステープ氏の親族でもある広報担当者は「時間がかかってもいいので、着実に改革を進めてもらうよう、軍政に平和的に働きかけてく」との活動をロイターに述べた。

 当初は年内としていた民政復帰に向けた総選挙は、来年9月ごろにずれ込むことがすでに決まった。ステープ氏という「暴れん坊」が表舞台に戻ってきたことで、選挙に強いタクシン派封じ込めに好都合な長期軍事政権も、現実味も増してきた。


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