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新・大中華世界的話題

451チバQ:2015/11/01(日) 20:26:05
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151101-00090453-toyo-bus_all
「あまちゃん列車」ミャンマーの大地を走る
東洋経済オンライン 11月1日(日)6時0分配信

「あまちゃん列車」ミャンマーの大地を走る
テレビで見慣れた車両の色とは違うが、形状は確かにあの「あまちゃん列車」だ
 ミャンマー・ヤンゴン市の東側に位置するパズンダン駅。一番端のホームに入線していた1両のディーゼル車が、15時ちょうど、定刻通りに出発した。赤と青のツートンの車体が、線路の両脇から覆いかぶさるように生えている緑の木々の間をすり抜けていく。

【詳細画像または表】

 実はこの列車、少し前までは日本の三陸海岸を走っていた。そう、2013年に日本で大ブームを巻き起こしたNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」で一躍脚光を浴びた、あの三陸鉄道の車両だ。

 老朽化のため日本での役目を終え、ここミャンマーに有償譲渡された。ドラマに登場した青色ベースの車体とは色が異なるが、形は間違いなく、あの三陸鉄道の車両そのものだ。

■ 「あまちゃん」吹き替え版も放映された

 2014年12月の運行開始と前後して、現地でも一般家庭向けにミャンマー語吹き替え版「あまちゃん」の無料放映を開始した。ヒロインのアキと親友のユイが結成したアイドルユニット「潮騒のメモリーズ」がどれだけミャンマー人の間に根付いたかは不明だが、このストランド線を「あまちゃん列車」と呼び、目を細める在留邦人が一定数いるのは確かだ。

 実際、廃線や電化などによって日本で使われなくなった後に海を渡り、ミャンマーを走るようになったディーゼル車の数は、これまでに200両を優に超えるという。市内を走るバスも、「○○市営バス」といった日本語を車体に残したまま走っているものが目につく。

 これは、単に中古の方が安いという価格面のメリットだけではなく、日本の車両やバスは中古であっても非常に質が高く、エアコンなど設備の面でもレベルが高いことが要因となっている。車体の日本語表示が消されないまま走っているのも、日本製を証明することになるからだ。

 車内から手を伸ばせば届きそうなほど、線路のすぐそばまで家屋や食堂が接近している地区を通り過ぎ、市街地の南側を流れるヤンゴン川に面したストランド通りに出た途端、行く手がパッと開けて車内が明るくなった。

 1908年に貿易会社のオフィスとして建てられたという赤レンガ造りの中央郵便局やクリーム色のストランドホテル、かわいい三角屋根の見晴らし塔がシンボルの港湾局など、英領植民地時代の面影を色濃く残す建物が沿道に並んでいる。

 それらを眺めながら走っていると、雨期特有の厚く垂れこめた雲からぽつりぽつりと水滴が落ちて来た。そうと思ったのもつかの間、雨はすぐにバケツをひっくり返したように音を立てて地面をたたき始める。大通りが雨に煙ると、ノスタルジックな雰囲気を一段と醸し出し始めた。

■ 定刻通りに列車は発車する

 出発した時には運転士と車掌しかいなかった車内にも、15分ほどの間に数人の乗客が乗り込んできた。男性2人と女性1人のグループは、これから瞑想に行くのだと言う。

 「17時から瞑想が始まるんだけどね、バスで行ったら何時に着くか分からないだろう? これが一番だよ、何時に乗って何時に着くか確実だからね」と話してくれた男性は、以前、保健省に勤めていたが、現在はリタイアし、気の置けない仲間と週に3回、瞑想通いを楽しんでいるという。

 降りる間際に、「もし時間があれば一緒に瞑想に行かないか、気持ちが落ち着いていいものだよ」と熱心に誘ってくれたが、数時間後には空港に向かい、帰国の途につかなければならなかったため、心惹かれながらも丁重に辞退し、3人を見送った。

 ストランド通りを抜け、市街地の喧騒の中をしばらく走ると、終点トゥーリクェ駅に到着した。正味50分の旅だ。聞けば10分後に折り返し運転をするというので、そのままパズンダン駅まで戻ることにした。16時ちょうど。来た時と同じように定刻通りに列車が発車する。


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