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新・大中華世界的話題

425チバQ:2015/10/28(水) 21:42:57
http://mainichi.jp/select/news/20151029k0000m030054000c.html
ミャンマー総選挙:スーチー氏優勢も予断許さず
毎日新聞 2015年10月28日 19時36分(最終更新 10月28日 21時17分)

 【ヤンゴン春日孝之】ミャンマー総選挙(11月8日投票)に向け、最大野党「国民民主連盟(NLD)」を率いるアウンサンスーチー氏が「チェンジ(変革)」のスローガンを掲げ、与党「連邦団結発展党(USDP)」に対し優位に選挙戦を進めている。だが、仏僧組織の反NLDキャンペーンに加え、選挙不正や治安悪化など混乱発生の可能性もあり、予断を許さない状況が続く。

 国会(上下両院)議員選では、計664議席のうち国軍最高司令官が任命する166議席(全体の4分の1)を除く498議席を争う。NLDの過半数獲得が確実視される情勢で、スーチー氏は、NLDが単独で大統領を擁立して政権を握れる333議席(改選数の3分の2)以上で「圧勝」できるよう有権者に投票を促している。

 スーチー氏は憲法上、息子2人が外国籍のため大統領資格がない。だが最近、インドのテレビ局のインタビューに「NLDが勝利し政権を樹立できるなら、(自分の地位が)大統領であるかどうかにかかわらず、私が政権の指導者になる」と発言し、自らが実権を握る決意を示した。

 一方、テインセイン大統領が率いるUSDPは、2011年以降の「民主化」改革の着実な進展をアピールしている。だが8月の「党内クーデター」で党内の亀裂が鮮明化。それまで党運営を担ったシュエマン国会議長は先日、記者団に「USDPが勝つのはとても難しい」と語るなど、劣勢は明らかだ。

 「民主化」で米欧の経済制裁が緩和され、外国投資が急増したとはいえ、その果実は国民各層に行き渡っていない。格差がむしろ拡大した側面もある。しかも旧軍政期の抑圧や搾取などへの国民の怨念(おんねん)は深く、軍政を引き継いだ現政権へのアレルギーはなお根強い。

 そうした中、仏僧の全国組織「仏教保護機構(通称マバタ)」がスーチー氏を「イスラム教徒寄り」だとして反NLDキャンペーンを展開し、USDPへの投票を促している。また、有権者リストに名前の欠落が大量に見つかるなど、中央選管の中立性や行政能力に疑義が生じている。

 スーチー氏は「不正行為がなければ勝てる」とけん制しているが、NLD政権を望まない勢力が暴動などの混乱を誘発するのでは、と指摘する声は絶えない。情勢が一気に流動化する可能性をはらみつつ、投票日に向け時を刻んでいる。


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