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新・大中華世界的話題

360チバQ:2015/10/18(日) 20:52:54
http://www.sankei.com/world/news/151017/wor1510170001-n1.html
2015.10.17 07:00
【蔡英文氏訪日ルポ】
台湾・次期総統に最も近い女性のプレ外遊は「ホームラン!」 でも安倍首相との“接触”は「捕風捉影」





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6日、都内のホテルで開かれた歓迎会で、台湾をモチーフにしたゆるキャラ「タイワンダー」に記念品を渡す民進党の蔡英文主席(田中靖人撮影)
 台湾の野党、民主進歩党の蔡英文主席は6〜9日、日本を訪問した。来年1月の総統選の候補者として、訪日は5月末〜6月の訪米に次ぐ重要な政治日程だ。蔡氏は3泊4日の短い旅程の間に、安倍晋三首相の地元、山口県を日帰り訪問するなど、首相との近さを演出。8年ぶりの政権奪還後に安定した日台関係を築ける指導者であることを内外にアピールした。次期総統に最も近いとされる蔡氏の足取りを追った。(台北 田中靖人)

次期総統扱い?

 「今回の訪日は民進党の対日重視を示すものだ」

 蔡氏は出発前の6日朝、台北市内の空港で、記者団にこう語った。日本と外交関係のない台湾の総統は、就任後の訪日は難しい。候補者の間に訪日し、日台関係に見通しを付けることが半ば慣例となっている。蔡氏は前回総統選の候補者だった2011年10月にも訪日した。当時は、再選を目指す与党、中国国民党の馬英九総統を追う展開で、外国特派員協会や早稲田大学で演説を積極的にこなした。

 一方、今回は昨年末の統一地方選で大敗した国民党の混乱を横目に「彗星(すいせい)が地球に衝突しない限り、政権交代は確実」(柯文哲台北市長)という状態。中国が「台湾独立派」とみなす蔡氏の訪日に「断固反対」を表明する中、日本政府に迷惑をかけるような派手な演出は避ける手堅い日程が組まれた。それでも、同行記者団は、日本メディアを含め約30社、40人を超えた。

国会内で挨拶

 羽田空港に到着した蔡氏は、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表(駐日大使に相当)ら関係者の出迎えを受けると、その足で永田町の衆院第2議員会館に向かった。国会内に台湾の主要な政治家が入るのは、7月の李登輝元総統に続き2人目。この時点で日本側の“厚遇”ぶりが伺える。

 蔡氏は、地下1階の第1会議室で行われた超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の役員15人との会談に臨んだ。入院中の平沼赳夫会長に代わり、副会長の山東昭子元参院副議長が「指導者にとり性別は重要ではない」という趣旨の挨拶をすると、蔡氏は「性別は最重要ではないとはいえ、女性の指導者に会えるのはうれしい」と応じた。

 台湾では、政界への女性進出が日本以上に進んでいるものの、農村部では女性というだけで支持率が下がるというデータもあるという。当選すれば台湾初の女性総統となる蔡氏だが、いつもは「女性」を強調することは一切ない。

 蔡氏が珍しく女性であることに触れたエール交換に場が和んだところで、副会長の衛藤征士郎元衆院副議長が、日台の自由貿易協定(FTA)交渉について「東日本大震災で日本の農産品の輸入を貴国が規制し、頓挫している」と訴え、会場の雰囲気が変わった。日本食品の輸入規制の強化を馬政権に強く迫ったのが、民進党の立法委員(国会議員)だったことを知っての発言だろうか。事務方に慌てたような空気が流れる。会合の公開部分は続く記念品交換まで。記者団は退出し、民進党のブリーフでは、食品安全問題は「その後、話題に上らなかった」という説明だった。

「まるで勝利集会」

 日華懇との会談後、宿泊先のホテルに入った蔡氏は、NHKの単独インタビューに応じたようだ。蔡氏が単独取材に応じるのは、6月末号の米誌タイム(アジア版)以来。単独取材をほとんど受けないのは、選挙での失点を避けるためだ。NHKでの発言に目新しさはなかったものの、同行筋は、訪日を効果的に宣伝する上で、テレビを重視したことを示唆した。台北に特派員を置く在京テレビ局はNHKのみ。「公共放送」の肩書も、台湾メディアや有権者への影響を考慮する上で、計算に入れたのだろう。


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