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新・大中華世界的話題

217とはずがたり:2015/09/29(火) 12:53:00
北朝鮮の挑発的言動、米の対イラン姿勢を参考? 米紙などが狙いを分析
更新日:2015年9月17日カテゴリー:国際あとで読む
http://newsphere.jp/world-report/20150917-1/

 現在、国会では、安保法案の採決が最終局面を迎えようとしている。わが国の安全保障上、最大の懸念の1つは、北朝鮮の核問題だ。北朝鮮は14日、国営メディアを通じて、事実上の長距離弾道ミサイルの発射を今後行うことを示唆した。また15日には、自国の核計画が進行中であり、質・量ともに核戦力が向上しているとアピールした。北朝鮮の狙いはどこにあるのだろうか。

◆ミサイルの発射を示唆、核開発の進展をアピール
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日夜、国家宇宙開発局長が「新たな地球観測衛星の開発が最終段階にある」と述べたと伝えた(NHK)。各メディアはこれを、事実上の長距離弾道ミサイルの発射の示唆と受け止めている。局長の他の発言から、発射は10月10日の朝鮮労働党創立70年に合わせて行われるとの見方がある。

 翌15日には、同じく朝鮮中央通信が、(停止していた)主要な核施設を再整備し、稼働を開始したとする原子力研究院長の発言を伝えた。院長は「(北朝鮮は)各種核兵器の質的・量的水準を絶えず引き上げている」と主張している(聯合ニュース)。

 北朝鮮の主要な核施設は、首都平壌の北の寧辺に集中している。中心的存在は、プルトニウムを生成するための実験用原子炉と、使用済み核燃料棒からプルトニウムを取り出す施設だ。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)によると、この原子炉は北朝鮮の核兵器用プルトニウムの唯一の供給源であるという。1980年代にソ連の助力によって建設されたものだそうだ。

 この原子炉は、これまでの間ずっと、何度も閉鎖されたり再稼働されたりしてきた、とWSJは語る。2007年の6ヶ国協議での合意により、2008年に使用不能な状態にされた(NHK)。しかし北朝鮮は、2013年2月に3回目の核実験を実施した後、同年4月、原子炉を含む核施設を再稼働する方針を明らかにした。北朝鮮に新たな影響力を授けるためだったとWSJは語る。

◆国内向けアピールという側面
 北朝鮮のこれらの「挑発」の狙いはどこにあるのだろう。まずは各メディアから、主に北朝鮮の国内問題という見解を拾い上げてみよう。

 インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ紙(INYT)は、金正恩第1書記が、10月10日の党創立70年の記念として、自国の核計画、長距離ミサイル計画の進歩を誇示するのではないかと専門家らが推測していたことを伝える。金書記は、自国の核兵器とミサイルの保有戦力を、代々北朝鮮を支配する自身の一族の最も誇るべき功績とみなしている、と考えられているという。

 孤立し貧窮する北朝鮮の核計画は、国際的影響力の主要な源であり、3世代目となった金一族による独裁を保護する手段である、とロイターは語る。

 また、韓国の民間シンクタンク峨山政策研究院のPark Jiyoung氏は、北朝鮮にとっては、前回の核実験から時間がたっており、自分たちの進化した技術を実験したいタイミングなのかもしれない、とロイターに語っている。

◆中国との関係冷え込みという重大な結果をもたらした核実験
 次に、中国との関係という見地から見てみよう。

 2013年の核実験は、北朝鮮にとって、主要同盟国であり最大の後ろ盾である中国との関係の冷え込みという、非常に高くつく結果をもたらした。ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)は、今回の件に先立つ7日の記事でこの点に注目している。


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