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新・大中華世界的話題

164チバQ:2015/09/13(日) 10:15:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/194843
4度目の台湾総統選、宋氏が存在感 73歳「不屈の男」、支持率で与党候補抜く
2015年09月13日 00時28分
台湾総統選に立候補表明している宋楚瑜氏のポスター
台湾総統選に立候補表明している宋楚瑜氏のポスター
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 来年1月の台湾総統選で、8月に出馬を表明した野党親民党主席の宋楚瑜氏がじわりと存在感を増している。総統選への立候補は3回目で、副総統候補としての出馬も含めると実に4度目の挑戦という73歳。先に出馬を表明している与党国民党の立法院副院長(国会副議長)、洪秀柱氏(67)と、最大野党民主進歩党(民進党)主席の蔡英文氏(59)の「女同士の戦い」に割って入った形だが、世論調査では洪氏を上回る支持を集めている。 (台北・横尾誠)
 宋氏は中国湖南省出身で、戦後台湾に移住した外省人。1989年には国民党秘書長(幹事長)に就任、94年には台湾省長となり、地方の公共事業に力を入れ、野球帽にジャンパー姿で各地を歩く庶民派の政治家として高い人気を誇った。
 当時は李登輝総統の側近として将来を嘱望されていたが、台湾省政府の存廃をめぐって李総統と仲たがいしたことをきっかけに政治家人生に影が差す。
 国民党を飛び出す形で2000年総統選に無所属で立候補するも、資金スキャンダルを暴露されて民進党の陳水扁氏に惜敗。次の04年総統選には、国民党の連戦主席(当時)と組んで副総統候補として臨むが、投票前日に陳水扁総統への銃撃事件が発生。同情票の影響もあり僅差でまたも敗れてしまった。
 再び総統候補として臨んだ12年の総統選では得票率わずか2・77%で惨敗。この結果、政界では宋氏を「過去の人」と考える人が増えた。
 ところが今、宋氏の注目度は前回より高い。8月末の世論調査では宋氏の支持率は19・1%。民進党の蔡氏の37・3%には届かないものの、与党の洪氏の12・7%は上回った。他の調査でも似た結果が出ている。
 直接の原因は洪氏の不人気とみられる。
 宋氏と洪氏の支持層はもともと重なる。洪氏は最近の発言から、国民党の基本路線より対中傾斜を強める政治姿勢の持ち主と受け止められ、与党支持層の離反を招いた。その分、宋氏が支持を広げている格好だ。苦戦が続く洪氏については、有力政治家との公認候補交代説も絶えない。
 宋氏はこれまで、庶民からの人気の高さと政治手腕には定評がありながら、あと一歩で総統の椅子に手が届かなかった。来年の総統選でも当選を有望視するメディアは見当たらない。だが、その動向が二大政党の戦いに大きな影響を与えるとの見方は多い。
 総統選は立法委員(国会議員)選挙と同時に投票される。仮に民進党が8年ぶりに政権に返り咲いたとしても、立法委員の過半数を得られるかどうかは微妙な情勢。宋氏の人気にあやかり、親民党が立法委員選比例区で勢力を増やせれば、キャスチングボートを握る可能性も出てくる。
 「何度泥にまみれても、あきらめない」。宋氏は出馬表明にあたって、そんな意味を込めて、自身が泥まみれになったポスターを作っている。
=2015/09/13付 西日本新聞朝刊=


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