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新・大中華世界的話題

138チバQ:2015/09/09(水) 07:17:19
http://www.sankei.com/world/news/150908/wor1509080048-n1.html
2015.9.8 21:06
【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏の選挙区ルポ「政党名浸透を」最大野党NID、無名候補の当選狙う

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ミャンマー南部コームーの国民民主連盟(NLD)支部前で、党首スー・チー氏とアウン・サン将軍の肖像の前に立つエイ・テイン支部長
 8日に選挙戦が始まったミャンマー総選挙は、軍事政権が長年続いた同国の民主化の進み具合を量る試金石となる。1990年の総選挙で圧勝しながら、軍政に結果を無効とされた最大野党、国民民主連盟(NLD)は、念願の政権奪取を果たせるのか。自宅軟禁などに屈せず、NLDを牽引(けんいん)してきたノーベル平和賞受賞者の同党党首、アウン・サン・スー・チー氏(70)の選挙区を歩いた。(ミャンマー南部コームー 吉村英輝)

■与党「目標は25%超」

 最大都市ヤンゴンから車に揺られること1時間半。開発が進む工業団地を抜けた水田地帯にコームー地区が広がる。スー・チー氏は、2012年の補選で下院議員に当選したこの選挙区で再選を目指している。

 NLDコームー支部のエイ・テイン支部長(60)は、「(同地区の)有権者約9万人のうち、85%はNLD支持者だ」と自信を見せる。軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)が現在保持する上院1議席と地方議会2議席も含めた全議席獲得が目標だ。

 ほぼ毎月選挙区入りするというスー・チー氏からは、「候補者名ではなく政党名を浸透させなさい」と指示が飛んでいる。同選挙区では、新興の農民発展党が2カ月前に支部を開設するなど、USDP以外からも攻勢が強まっている。ミャンマーは小選挙区制を採用しており、NLDは「スー・チー氏の党」を前面に打ち出し、無名候補の全員当選を狙う戦略だ。

 「極貧の農村を救うには民主化が必要だと立ち上がった」というエイ・テイン氏は、NLD結成当初からのメンバー。「逃げ回って逮捕だけは免れた」という同氏は、当選結果が覆されないよう、ポスター作成などの選挙資金上限約1万ドル(約120万円)の順守にも注意を払うと述べた。

 一方、隣接する選挙区でUSDPの選挙運動を仕切るキアン・テア氏(58)は、現政権与党が農業支援などの実績を上げてきたと強調。「NLDは口だけだ。USDPは25%以上の得票を狙う」と語る。上下両院とも軍人枠が25%を占めるので実質的に過半数を維持し、大統領候補指名などが単独で可能になる。

 スー・チー氏は議員当選後、選挙区で母親の名前を冠した財団によるホテル向け職業訓練学校を開設した。だが、有権者の大半は農民が占め、学校の恩恵はほとんど受けていない。NLDは、政策より知名度で戦わざるを得ない。

■93政党が届け出

 地元メディアによると、地方議会を含め、全国1171選挙区で立候補を届け出た政党は、少数民族政党など93にも上る。USDPの約1130人を上回る最多の約1150人の候補者を擁立したNLD。スー・チー氏と敵対する軍が25%の議席を握る中、単独もしくは連立で政権を奪取できるかが焦点となる。


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