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新・大中華世界的話題

1290OS5:2025/04/13(日) 12:25:25
■「パンチェン・ラマの悲劇」は繰り返したくない 

チベット仏教では、ダライ・ラマの死後、後継者は「生まれ変わり」を探す伝統があります。しかし、中国政府が自分たちに都合のいいダライ・ラマを勝手に擁立して、チベットの統治に利用するのではないかと懸念されているのです。

実際、中国政府は1995年に亡命政府側が認定したダライ・ラマに次ぐ高僧「パンチェン・ラマ」の生まれ変わりを連れ去った上、代わりに自分たちに都合のいい人物を後継者として擁立した過去があります。

チベット亡命政府 ペンパ・ツェリン首相 
「中国政府は次のダライ・ラマを重視しています。なぜなら、次のダライ・ラマをコントロールできれば、チベットの人たちをいとも簡単に支配できると思っているからです。私は中国政府に言いたいのです。あなたたちは永遠に続く頭痛の種を持ち込みたいのですかと」

「パンチェン・ラマの悲劇」は繰り返したくない。そのためチベット亡命政府は、ダライ・ラマが90歳になる2025年7月に、自ら後継者について判断を下す可能性があるとしています。

中国で暮らすチベットの人たちは、どう思っているのでしょうか?

中国国内で暮らすチベット族
「彼が亡くなっても、次のダライ・ラマがいます。亡命政府が選ぶ人が、次のダライ・ラマなんです。中国政府に選ぶ権利はないのです」

ダライ・ラマが中国を去って半世紀以上。中国で暮らすチベット族の人たちの多くは、ダライ・ラマを実際に見たことがありません。そのため、若い人からはこんな意見も聞かれました。

中国国内で暮らすチベット族
「多くのチベット族の中にチベット仏教は深く根付いています」

Q.中国のチベット族はダライ・ラマがいなくても…

中国国内で暮らすチベット族
「中国のチベット族は信仰を持ち続けることができるのです」

■2025年 中国とダライ・ラマの対立が迎える「大きな節目」

この問題について、全人代=全国人民代表大会でチベット自治区の代表団に聞いてみましたが…

Q.チベット自治区政府はダライ・ラマ14世の後継を選ぶ作業をもう始めていますか?

全人代チベット自治区代表団メンバー
「中央政府が決めることです」

Q.まだダライ・ラマは影響力がありますか

全人代チベット自治区代表団メンバー
「取材しないでください」

Q.今年ダライ・ラマ14世は90歳になりますがどうですか

全人代チベット自治区代表団メンバー
「…」 

こうした中、ダライ・ラマ14世は3月に出版した著書の中で、「後継者は中国国外の自由な世界で生まれる」という見解を示しました。

これに対し中国政府は、2007年に作った「生まれ変わり」には中国政府の認定が必要だという規定を持ち出し、強くけん制しています。

中国外務省 毛寧 報道官
「ダライ・ラマを含む全ての活仏の転生は、国家の法律や宗教儀式の規則と歴史的なルールを守るべきだ」

ダライ・ラマをめぐって繰り広げられる静かなる闘い。半世紀以上にわたり続いてきた中国とダライ・ラマの対立は、2025年、大きな節目を迎えることになります。

TBS NEWS DIG Powered by JNN


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