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新・大中華世界的話題

1109チバQ:2016/02/04(木) 21:38:31
 その結果、中台関係は主管官庁トップ同士の会談は行われないようになり、事務レベルの経済・貿易協議もストップ、一部の民間交流は影響を受けるが、経済的な影響はさほど大きくならないだろうと張氏は予測する。

 国民党政権下で中台の経済交流の促進に関わった経済人は、新たに発足する民進党政権が92年合意を認めない場合、中国は台湾が外交関係を有する22カ国に順次「断交」させ、中国人観光客の訪台を制限するだろうと予測する。その一方で、毎週890便の中台間の航空直行便の削減は、中国側にも影響が出るため「慎重に対応するだろう」と話す。

徐々に表現上の譲歩

 台湾側でほぼ主流となっているのは、馬政権が築いた「現状」がそのまま維持できるという楽観的な見通しはないものの、経済的な交流が完全に止まる可能性もないだろうという見方だ。

 蔡氏はすでに92年合意の「精神を尊重する」と表明。21日付の自由時報の単独インタビューでは「92年に両岸(中台)は若干の共通の認識と了解に達した」と述べて、徐々にではあるが表現上の譲歩をする姿勢を示している。その一方、16日夜の海外メディアとの記者会見では「いかなる圧力も両岸関係の安定を破壊する」と中国側を牽制してもいる。こうした蔡氏の姿勢に中国側がどう対応するのか。神経戦はすでに始まっている。(台北支局 田中靖人)

   ◇

 1992年コンセンサス

 49年の中台分断後、91年に窓口機関を設立して接触を始めた中台当局が、92年の香港での協議を経て達したとされる共通認識。「一つの中国」原則の受け入れを求めた中国と「中華民国」を名乗る台湾が折り合わず、台湾側が「一つの中国」を「各自が口頭で表明する」方法を提案。93年の窓口機関トップ会談が実現した。当時総統だった李登輝氏(93)は合意の存在を否定。国民党は「中国」が「中華人民共和国」か「中華民国」は中台が各自で解釈するとしているが、中国側が認めたことはない。


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