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新・大中華世界的話題

1005チバQ:2016/01/19(火) 22:23:18
http://www.sankei.com/world/news/160117/wor1601170020-n1.html
2016.1.17 11:54
【台湾新時代-蔡英文の挑戦・上】
目指すのは理念の近い日米との連携強化だが 民主主義の力が通用しない「巨大な中国」とどう向き合うか
 「目の中に涙が残っているなら、さあ拭いて。台湾新時代の始まりを迎えよう」

 次期総統に当選した民進党の蔡英文主席は16日夜、台北市内の選挙本部前で、集まった支持者を前に勝利を宣言した。12年1月の総統選の敗北宣言で「泣いてもいい。でも、落ち込まないで」と呼びかけた蔡氏は、言葉通り雪辱を果たした。「今日からが改革の新たな1マイルだ。2300万人とともに前に向かって走り、国家の困難を打ち破ろう」。

 前回選の敗北後、蔡氏は再起に向けて直ちに動き出した。8月には愛称の「小英」を冠したシンクタンク「小英教育基金会」を設立。研究者や行政経験者を集めて経済・福祉政策の準備を始めた。地方の農家や零細企業に足を運び、有権者との距離を縮めた。

 中国との関係を強化すれば台湾経済は「馬上好(すぐに良くなる)」と宣伝して就任した馬英九総統が、2期にわたる対中優先政策でも公約を達成できず、社会の不公平感や閉塞(へいそく)感が強まる中、蔡氏は「新経済発展モデル」や低所得者向け住宅政策などを打ち出していった。党財政は少額募金で改善し、陳水扁政権(2000〜08年)末期の金銭腐敗の印象を払拭した。

 中でも特に意を尽くしたのが、前回選で痛手となった対中政策と米国の信頼回復だ。昨年4月に「現状維持」方針を発表した蔡氏は6月、ワシントンで講演。10回以上修正した原稿に直前まで手を入れる周到さで、米側の支持を取り付けた。

 蔡氏はその後、「一つの中国」原則に基づく「1992年コンセンサス」について、受け入れを決して表明しない一方で「精神を尊重する」とも述べる曖昧戦略で選挙戦を乗り切った。中国側も表立った圧力は示してこなかった。

 だが、陳政権で要職を占め、蔡氏にも影響力があるとされる人物はこう語る。

 「中国は投票が終われば、圧力をかけてくるだろう。5月20日の就任演説で何を語るのか。陳政権の時と同様、水面下の交渉が始まる」

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 選挙戦最終日の15日夜、台湾のテレビやネットである映像が流れた。韓国の女性アイドルグループ「TWICE」に所属する台湾人の周子瑜さん(16)が謝罪文を読み上げる動画だ。

 「中国は一つしかなく、両岸(中台)は一体です。私は中国人であることを誇りに思います。本当に申し訳ありませんでした」。表情はこわばり、顔色は青ざめていた。


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