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新・鉄道綜合スレ

958チバQ:2016/10/26(水) 14:10:09
 ■九州の外にも

 JR九州は「エキナカ」から離れた「マチナカ」にも打って出る。その第一弾が「六本松」だった。

 分譲マンションは販売開始直後に完売した。培ってきたノウハウと信用が評価されたといえる。

 青柳俊彦社長は「六本松の成功を生かし、他の沿線以外の場所にも、進出したい」と語った。

 視界に入るのは九州だけではない。

 今年8月、帝人の大阪本社ビル(大阪市中央区)を購入した。

 東京・新橋(港区)では、NTT都市開発と複合ビルを共同開発する。JR九州は高級ビジネスホテル「ブラッサム」を軸に、計画を練る。

 平成28年3月期決算をみると、駅ビルと不動産部門の売上高は計562億円と、グループ全体の15%を占めるまでになった。

 上場後は、資金調達が柔軟にできるようになる。JR九州は、さらに大型の不動産開発に挑戦する心づもりだ。

 本郷譲専務は「福岡都市圏はいろいろな再開発計画があり、伸び盛りだ。まさに宝の山。民営化される福岡空港も、博多駅から地下鉄で2駅で『鉄道連携施設』だと思っている。JR九州の強みを発揮してみたい」と語った。

 青柳氏は「まちづくりの目的は、『九州を元気にする』ことに尽きる。目指すは総合的なまちづくり企業グループだ」と意気込む。

 かつて国鉄は、あまりの赤字体質に「国(・)の金(・)を失(・)うと書く」と揶揄(やゆ)された。国鉄の分割民営化時、JR九州は、経営基盤の脆弱な「三島会社」として誕生した。それから30年。JR九州は、成長を模索し続け、地域の発展に寄与する企業に成長した。

 上場後も次なる「成長のレール」を探す旅は続く。

                   ◇

 この連載は村上智博、中村雅和、谷田智恒が担当しました。


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