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新・鉄道綜合スレ

957名無しさん:2016/10/26(水) 14:08:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000021-san-l40
【悲願達成JR九州上場へ】(下)「まちづくり企業」地域の発展に貢献

産経新聞 10月22日(土)7時55分配信

 福岡市中央区六本松で、14階建て分譲マンションの建設が進む。工事の防音壁には「全戸完売御礼」の看板がかかる。道路一本隔てた街区では、スーパーや有料老人ホームが入る巨大複合ビルが完成に近づく。

 かつて九州大六本松キャンパスがあり、学生や大学関係者でにぎわった。平成21年、大学が移転し、キャンパスは90年近い歴史に幕を閉じた。街は火が消えるように寂しくなった。

 その六本松に今、活気が戻ってきた。新たなまちづくりは、JR九州が手掛ける。ただ、周辺にJRの駅や路線はない。あるのは福岡市地下鉄七隈線の「六本松」駅だ。

 それでもJR九州は、六本松の可能性を重視した。

 26年2月、六本松キャンパス跡地再開発事業の一部を117億円で落札した。入札金額はライバル企業を数十億円規模で上回ったという。

 ■ノウハウ蓄積

 JR九州は昭和62年の国鉄民営化後、早くから「まちづくり企業」を意識していた。

 小倉、鹿児島中央などで、駅ビル再開発を進めた。集客力のあるテナントのリーシング(仲介)など、商業施設を運営するノウハウを蓄積した。

 平成23年3月、JR九州最大の駅ビル「JR博多シティ」を開業した。駅という「点」の開発は、周辺エリアも巻き込み、「面」のまちづくりにつながる。

 27年4月には大分駅ビル「JRおおいたシティ」を開業した。初年度だけで2420万人が訪れた。

 大分銀行のシンクタンク「大銀経済経営研究所」の川野恭輔次長は「駅ビル訪問客の2人に1人は、隣接する商店街にも立ち寄るようになり、回遊性が増した。駅ビル開発が、郊外に逃げていた客足を、中心市街地に戻す起爆剤になった」と指摘した。

 まちづくりには商業施設とともに、住宅も欠かせない。JR九州は、分譲マンションに力を注ぐ。

 今年9月までに、「MJR」ブランドで84棟(5821戸)を供給した。全国規模のデベロッパーを抑え、九州での販売戸数が首位になったこともある。

 JR九州は指折りの「総合デベロッパー」に成長したといえる。

 得意なのは、駅周りの開発だ。駅ビルを建て、周囲に宿泊特化型のホテルや駐車場を作るという手法だ。

 上場後も手は緩めない。

 長崎駅周辺では在来線を高架化し、駅舎を西側に約150メートル移す。空いたスペースに商業施設やホテルが入るビルを建設する。

 また、鹿児島と宮崎両県では、駅周辺の自社用地を活用する「南九州開発プロジェクト」が始動した。熊本駅では33年を目標に駅ビルを造る。

 地元の期待も大きい。

 熊本市の熊本駅周辺整備事務所の岡田啓典所長は「駅周辺の開発が、熊本地震からの復興加速につながれば良い」と語った。


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