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新・鉄道綜合スレ

953チバQ:2016/10/26(水) 13:38:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161021-00141381-toyo-bus_all
新型ロマンスカー、「観光」以外にもある狙い

東洋経済オンライン 10月21日(金)5時0分配信

 今度のロマンスカーは「赤」――。小田急電鉄は10月20日、新型の特急ロマンスカー「70000形」を導入し、2018年3月から運行を開始すると発表した。バラ色の塗装を身にまとい、伝統の展望席もさらに広々とした眺望が楽しめるデザインに。2005年に登場し、現在も人気が高いロマンスカー50000形「VSE」とともに、箱根への観光特急としての役割を担うことになる。

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 車両のデザインは、VSEや2008年登場の60000形MSEなどに引き続き、建築家の岡部憲明氏が率いる「岡部憲明アーキテクチャーネットワーク」が担当。「いま設計の真っ最中」という岡部氏は「VSEなどのクオリティを保ち、それとは違った要素も付け加えていく。精悍なイメージのVSEがプリンスなら、ボリューム感のある赤いロマンスカーの70000形はレディ。ペアとなって観光特急の役割を担っていく」と語った。

■人気の箱根行き展望特急を増強

 新型ロマンスカー導入の主な目的は、箱根への観光特急増強と既存車両の置き換えだ。ロマンスカーは7000形LSE、30000形EXE、50000形VSE、60000形MSEの4車種が運行されているが、中でも観光客からの人気が高いのは展望席を備えた白いロマンスカーVSE。だが、VSEは2編成しかないため、休日は座席の確保が難しい状況が続いているという。また、最古参の7000形は展望室付きではあるものの、登場からすでに35年以上が経ち、更新の時期を迎えている。

 そこで、箱根への観光特急用としてキャパシティの大きい新型車両を導入し、合わせて7000形を置き換えることにしたわけだ。

 まだイメージの段階だが、外観で目立つのは、なんといっても真っ赤なそのカラーリングだ。ロマンスカーの伝統色はオレンジ系の「バーミリオン」。最古参の7000形のほか、白いVSEや青いMSEにもこの色の細いラインが入っている。今回の70000形ではその伝統色を受け継ぎつつ「オレンジと深紅のバラの色をベースにした色を考えている」と岡部氏は語る。

展望重視、先頭車は荷棚なし

 70000形は1両あたりの長さが20mの7両編成で、編成全長は箱根湯本駅のホームに収まる約140m。定員は400人で、VSEと比べて42人増えた。2編成での製造費用は約40億円で、単純計算では1両あたり約2.85億円。小田急の星野晃司専務取締役は「高級感のある仕様という意味では通常のコストかと思っている」という。

 デザイン面で重視されているのは眺望性だ。編成両端の展望席はそれぞれ16席ずつ設けられるが、前面は1枚の曲面ガラスで全体を覆うという。側面の窓ガラスも、既存のVSEやMSEより高さを30㎝拡げた1mに。さらに、先頭車両については車内の見通しがよくなるよう、座席上にある荷棚をなくす。「車両全体が『展望車』となって、まるで外をそのまま走っているかのようなイメージ」(岡部氏)とするためだ。

 荷棚がないと荷物の収納場所が問題になるが、ここには岡部氏の「車内の荷物置き場」についての哲学が表れている。70000形の車内デザインで一番工夫したのは「荷物に対する扱いをはっきりすること」だと岡部氏は語る。


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