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新・鉄道綜合スレ

939チバQ:2016/10/24(月) 21:34:10
2まで発見
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161020ddlk01020181000c.html
<鉄路の行方>/2 運休続く日高線 街の衰退に危機感 /北海道
10月20日 11:17毎日新聞

 ◇釧網線・石北線 未来信じ、活動続く

 赤くさびたり、宙づりになったりした線路、流失した線路の盛り土や崩落した架橋……。2015年1月から鵡川-様似間(116キロ)で不通が続くJR日高線は、復旧工事が始まらず、相次ぐ災害で路線の荒廃も進む。JR北海道は今年9月、沿線自治体に維持するには復旧費とは別に毎年13億4000万円の負担が必要との試算を提示。被災を機にJR北が「廃線」を迫っているようにも見える。

 利用者の多くは、通学の学生が占める。新ひだか町の静内高校では、在校生525人のうち約160人が列車通学していたが、現在は夏季も1・5倍の時間を掛けて代行バスを利用する。3年生が卒業すれば、鉄道通学の経験者はほとんどいなくなる。

 代行バス通学する3年の高橋柚名さん(17)は「日高線は手つかずのままだし、もう直らないと思う」と声を落とし、3年の川瀬泰平さん(17)は「始発のバスに乗り、学校まで約1時間半。通学時間は30分増え、朝は余裕がなくなった」と話す。部活動も生徒によっては帰宅のため途中で抜けざるを得ないなど、制約を受けているという。

    ◇

 この夏に相次いだ台風被害で、長期間運休した石北線。「多少の負担をしてでも、地域のために残さなければならない。地域の公共交通がなくなれば、オホーツク圏の衰退を招く」。「石北沿線ふるさとネットワーク」の長南進一事務局長(62)=北見市=はそう力説する。

 長南さんは06年のふるさと銀河線(旧国鉄池北線)の廃線後に、沿線では「人口減や地価の下落、事業所数や商店の売り上げの減少が加速した」と指摘する。

    ◇

 釧網線でSL列車を走らせるイベントや、廃止となった観光列車「流氷ノロッコ号」の後継列車「流氷物語号」(17年運行)の実現に取り組んできた「MOTレール倶楽部」の石黒明会長(39)=網走市=は、JRと交渉を重ねた経験から「路線維持には、地元の取り組みと熱意が重要になる」と考える。

 同倶楽部は10年に設立。鉄道を利用した地域おこしを掲げ、釧網線をオホーツクや道東地方の観光路線として盛り上げようと活動を続けてきた。

 石黒さんが感じているのは、JRや自治体の変化だ。「イベントを続けることで次第に役所も関心を示し、JRへも話が通りやすくなった」と振り返る。

 釧網線も単独維持困難な路線として公表される可能性が高いが、石黒さんは「路線維持のためにどのような活動を続けるか示すことが重要になる」という。今後、鉄道観光の可能性についてフォーラムを網走市で開くなど沿線自治体と連携し、観光客誘致の手段として鉄道の活用を提言していく方針だ。

 石黒さんはその一方、厳しい認識も崩さない。「路線を維持するための活動は、存廃議論が持ち上がってからでは遅い。それ以前から取り組んでいないと、鉄路を守るのは難しいだろう」【福島英博、野原寛史】=つづく


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