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新・鉄道綜合スレ

926チバQ:2016/10/19(水) 22:30:56
東京-池袋はどっちが速い?
丸ノ内線は、池袋駅と東京駅の間でもJRと競合している。こちらでライバルとなるのは山手線だが、この区間では丸ノ内線が圧倒的に速い。東京駅から乗車すると、後楽園あたりから茗荷谷まで地上区間を走り、再び地下に入るとすぐに池袋。所要時間は16分で、距離は8.7キロだ。

一方、山手線を利用した場合、池袋―東京間の距離は12.3キロ、所要時間は25分。山手線で池袋から新宿に向かい、同駅で中央線快速に乗りかえても同程度の時間がかかり、階段の上り下りにかかる手間を考えると選択肢にはなりにくい。運賃は194円で、1カ月の通勤定期では5820円となる。

丸ノ内線の東京―池袋間の運賃は195円で、1カ月の通勤定期では7480円とJRよりも高いものの、この区間ではメトロが優位に立っているといえよう。東京駅から池袋まで通しで利用する乗客も多く見かける。一般的に地上を走るJRのほうが地下鉄より速いというイメージがあるが、この区間では地下鉄強しだ。

今後のライバル関係では、池袋―渋谷間の埼京線・山手線と副都心線の関係が注目される。もともと副都心線は山手線のバイパス的な役割を担う路線のため、当初から急行運転も行っているが、2020年春を目標に渋谷駅の埼京線ホームが現在地から山手線と並ぶ位置に移設されると、埼京線・湘南新宿ラインの利便性が現在より大幅に向上する。

池袋―渋谷間の所要時間は山手線で約15分、埼京線と副都心線の急行がほぼ互角で、約10〜12分程度。JRは運賃が165円、副都心線は195円で、運賃面ではJRが有利だが、副都心線は東急東横線、西武池袋線、東武東上線などとの連絡のよさがメリットで、各線ともに甲乙付けがたい。これから進む渋谷駅の大変化に伴って、利用者の動向がどう変わるかが注目される。

覚えておけばリスク回避にも
ときには補完関係になり、ときにはライバル関係となるこれらの路線。単に「どちらが速い・安い」というだけでなく、こういった路線を把握しておけば、日ごろ利用している路線のダイヤが乱れたり、不通になったりした際などにも有効だ。また、丸ノ内線の池袋駅のように始発駅なら、しばらく待てば混雑時でも座ることも可能だろう。

複雑だが便利な東京の鉄道網の特性を生かして、東京在住者も、出張や旅行で東京に来る人も、ぜひ鉄道を使いこなしていただきたい。


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