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新・鉄道綜合スレ

908チバQ:2016/10/09(日) 08:40:13
究極の観光列車「クルーズトレイン」

 グルメ列車など観光列車が日帰り需要を対象としているのに対し、寝台車や食堂車、展望車を連結し、1泊から数泊の旅を楽しむ、いわば観光列車の究極の形と言えるのが「クルーズトレイン」だ。

 2013年10月、これまでなかった「クルーズトレイン」の概念を引っさげて登場したのが、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」だ。豪華な専用寝台列車で九州各地をめぐり、食・文化・歴史などを楽しむ。1泊2日で1人10万円を超える高額な料金設定ながら、国内だけでなく中国や韓国の富裕層にも人気が高い。切符は発売と同時に売り切れるほどだ。

 JR九州は今秋、東京証券取引所に株式を上場しようとしている。旧国鉄から赤字の鉄道事業を引き継いだ九州、北海道、四国のいわゆる「3島会社」では初の上場となるだけに、鉄道ファンならずとも関係者の期待は大きい。3島会社で初めて新幹線を開業し、本業の鉄道事業以外も、駅ビル開発、ホテル事業、マンション建設など積極的に事業を多角化してきたことが功を奏したと言われている。

 「ななつ星」の成功はその象徴であり、上場に向けて大きな弾みとなったことは間違いない。JR東日本は「TRAIN SUITE 四季島」、JR西日本は「TWILIGHT EXPRESS 瑞風みずかぜ」を開発し、これを猛追しようとしている。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックという、多数の外国人観光客が来日してくれる機会が近づいている。多言語対応など、インバウンド獲得に向けた準備を進めることがさらにローカル鉄道を魅力的にしてくれるだろう。観光列車を駆使した各社の経営戦略に注目していきたい。


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