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新・鉄道綜合スレ

906チバQ:2016/10/09(日) 08:39:06
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160914-OYT8T50099.html
グルメな観光列車が続々 ローカル線の救世主に?
鉄道ライター 平賀尉哲
2016年09月15日 05時20分
 このところ、ローカル鉄道にグルメや豪華な車両を前面に出した「観光列車」が続々と登場し、鉄道ファンのみならず一般からも注目を集めている。今月10日には、近畿日本鉄道が南大阪線で「青の交響曲(シンフォニー)」の運行を始めた。ラウンジカーやバーカウンターが備えられ、伊勢志摩サミットでデザートを担当したシェフによる車内限定ケーキまで供されるという。各地で観光鉄道が活況を呈す背景に何があるのか? 鉄道ライターの平賀尉哲さんが解説する。
キーワードは「グルメ」「豪華」「新型車両」

豪華な装いの観光列車「花嫁のれん」(2015年9月の試乗会で)
豪華な装いの観光列車「花嫁のれん」(2015年9月の試乗会で)

 「列車の旅・プラスアルファ」を楽しんでもらおうと、地方の鉄道会社が観光列車を競うように投入している。

 各社が目玉とするのは、グルメ列車だ。国鉄時代、特急・急行列車には食堂車やビュッフェが連結され、車内で温かい料理を食べながら移動できた。ところが、2015年8月、寝台特急「北斗星」の廃止とともに、JRの定期列車から食堂車は姿を消してしまった。鉄道旅行の楽しみの一つが消えたことは残念だが、形を変えて“復活”したのがローカル鉄道で運行されているグルメ列車だ。

 かつて食堂車は車内にキッチンを備えていたが、今のグルメ列車にそうした設備はない。航空機の機内食のように、車外で調理した料理を温めて提供する。移り変わる窓外の景色を楽しみながらおいしい料理をいただく喜びは、鉄道でなければ味わえないのだ。

 各社とも、地域色を生かした食材を使用してオリジナル料理を提供する。千葉県のいすみ鉄道は地元の大原漁港で水揚げされた伊勢エビを使用し、イタリアンや和食を提供する。JR西日本の「花嫁のれん」は、石川県ならではの珍味をそろえた和総菜や清酒を振る舞う。岐阜県の樽見たるみ鉄道は薬草やしし鍋を料理する。

「西武 旅するレストラン 52席の至福」の一番列車(2016年4月17日撮影)
「西武 旅するレストラン 52席の至福」の一番列車(2016年4月17日撮影)
JR東日本のリゾート列車「IZU CRAILE」
JR東日本のリゾート列車「IZU CRAILE」
 有名シェフが監修した郷土料理やスイーツが楽しめる列車も多い。JR東日本の「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」(小田原〜伊豆急下田間)、JR西日本の「花嫁のれん」(金沢〜和倉温泉間)、西武鉄道の「西武 旅するレストラン 52席の至福」(飯能〜西武秩父間)、新潟の地酒が車内で飲めるJR東日本の「越乃Shu*kuraこしのしゅくら」(上越妙高〜新潟間など)などが、それに当たる。

 筆者のおすすめは、JR東日本・羽越線の新潟〜酒田間を走る「きらきらうえつ」だ。午後の運行となる新潟行きは、和風ラウンジに腰掛け、茶屋(売店)で販売される沿線の地酒と地場産おつまみをいただきながら日本海に沈む夕陽と、あかね色に染まる景色を観賞できる。

 もう一つ、乗車の機会はまだないが、いすみ鉄道の「レストラン・キハ」に注目している。この列車は鉄道ファン向けに国鉄時代のディーゼルカーを購入し、車体カラーを復元したものだ。鉄道ファンであり三重県の伊勢志摩で育った筆者にとって、国鉄型車両と伊勢エビをふんだんに使った料理は、とても楽しみだ。

 グルメ列車は特産品のアピールにもなる。ケータリング方式なら車内に調理施設を設ける手間もコストもかからない。予約制にすることで、料理を無駄なく準備できる。鉄道会社側にも大きなメリットがあるのだ。運行本数は1日1本と少ないのが大半で、中には有名レストラン並みに予約が取りにくい列車も。希少価値がさらに乗客を呼び込むという相乗効果が出ている。


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