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新・鉄道綜合スレ

66チバQ:2015/09/07(月) 22:45:13
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0176943.html
三セク「いさ鉄」何が変わる? 函館・五稜郭―木古内、新幹線開業で誕生
09/07 18:00、09/07 22:39 更新


函館山(右奥)を背に木古内に向かうJR江差線の普通列車。地域密着と魅力発掘による利用促進が課題だ
 来年3月の北海道新幹線開業と同時に並行在来線となるJR江差線(五稜郭―木古内間37・8キロ)の経営を引き継ぎ、第三セクター会社、道南いさりび鉄道(いさ鉄)が開業する。JR時代とは何が変わるのか。運賃や駅の設備など、開業まで約半年前に迫った現段階の見通しをまとめた。

 道南いさりび鉄道の運賃や駅の体制などは、2014年7月に決定した「北海道道南地域並行在来線経営計画」に基づいているが、その後、乗り継ぎ割引運賃制度の充実や無人駅への新たな自動券売機の設置など、利用者のために一部改善を図る方向で協議が続いている。今後、9月中に開業日が決まり、10月に運賃の上限額を国に認可申請する時点で運賃が明らかになる。12月にはダイヤを発表する予定。

■現行の1・3倍に

 いさ鉄総務課は「現在のJR運賃に比べ、普通乗車券、回数券、定期券とも約1・3倍に設定する予定」と説明する。

 また、経営分離で別会社となるJR函館駅まで乗り通す乗客が約4割を占めることを考慮し、初乗り運賃が二重に掛かるための負担増を抑えるため、函館駅までの区間ではいさ鉄とJRの双方で乗り継ぎ割引を導入し、値上げ幅を最大約1・5倍に抑える方針だ。無人駅から切符を事前購入せずに乗車した場合も、同課は「乗り継ぎ割引の対象になる方向で調整している」という。

 一方、JR函館線の桔梗以遠の札幌方面に乗り継ぐ場合、普通乗車券と割安な回数券には乗り継ぎ割引は設定されず、乗車区間によっては値上げ幅が約2倍になりそうだ。例えば上磯から桔梗までの乗車券を買う場合、現在は260円だが、経営分離後は、いさ鉄の上磯―五稜郭300円(現在の1・3倍で試算)とJRの五稜郭―桔梗210円を合わせた510円程度まで跳ね上がる見通しだ。

 定期券については、函館線の森までの区間はいさ鉄とJR双方の運賃を割り引き、値上げ幅を抑える。

 また、JR時代よりも券売機で乗車券が購入できる範囲は狭くなりそうだ。いさ鉄各駅から函館までは1枚の乗車券や回数券で乗れるが、桔梗以遠に行く場合、五稜郭でJRの切符を買い直すか、JRの下車駅で乗り越し精算することになる。

■券売機更新も

 現在、江差線の五稜郭―木古内間には計12駅あり、形態は《1》JR社員配置駅《2》JRグループ会社管理駅《3》住民が乗車券販売を担う簡易委託駅《4》自動券売機のある無人駅《5》券売機のない無人駅―の5種類に分けられる。

 このうち《1》に当たる五稜郭駅は窓口と改札業務をJRに委託し、木古内駅は旅客に対応する駅員は不在となり代わりに券売機を回数券も扱う機種に更新する。《2》の七重浜、上磯両駅は無人化され、券売機を更新する。《3》の茂辺地、釜谷、泉沢、札苅は基本的に今まで通りで、《4》の東久根別は券売機を更新する。《5》の久根別、清川口、渡島当別のうち、渡島当別以外の2駅は北斗市の全額負担で新たに券売機を設置する。

 また、定期券の販売は函館市若松町のいさ鉄本社と五稜郭駅で行うほか、郵送などで届ける通信販売も計画する。さらに函館から森までのJR有人駅ではJRからいさ鉄までの乗り通す連絡定期券を扱う見通しだ。いさ鉄総務課は「来年1月以降、沿線住民向けの説明会を開く予定」とする。

■全列車函館へ

 江差線は、函館―上磯間の区間運転を合わせて1日に計37本の普通列車が走っている。いさ鉄の旅客列車の運行本数やダイヤは、現在の江差線の普通列車を基本とする方針で、引き続き全列車が函館駅まで乗り入れる。一般型を改造して投入する観光列車の車両は、平日は通常の普通列車として走り、休日に月数回程度、車内を観光仕様に仕立てて運行することになりそうだ。(星野真)


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