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新・鉄道綜合スレ

61チバQ:2015/09/06(日) 17:54:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000015-kyt-l26
北陸新幹線、駆け引き激化 延伸ルート沿線自治体
京都新聞 9月6日(日)17時0分配信

 3月に金沢市まで開業した北陸新幹線の延伸区間で、未定となっている敦賀-大阪間(敦賀以西)のルート決定に向けた議論が動きだした。与党が検討委員会を発足させ、国の来年度予算に調査費が盛り込まれる可能性が出ている。既知の3ルートに加え、ここにきて、JR西日本が内部検討する「第4のルート」も急浮上。関西や北陸の自治体、経済界は「大阪までの早期開業」では一致しながら、地域に波及効果の大きい路線を引こうとする同床異夢の中で、駆け引きを強めている。
 8月25日、福井県議会の自民党県議団の一行が京都府庁を訪れた。党府議団に小浜ルート推進の議連発足と要望活動で共闘を求めた。会合で府議団は「議連を検討したい」と歩調を合わせたが、府議の一人は会合終了後、「どうしても府内にもう一つ(新幹線の)駅が必要とは思えない」と漏らし、温度差が表れた。
 小浜ルートは1973年に整備計画として閣議決定された。府内のどこを通るかは不明で、ルート付近とされる亀岡市は「西京都駅」設置を国に要望し、舞鶴市や京都市の通過を求める声も根強い。「府議団で一本化するのは困難」(府議団幹部)。府は建設費の自治体負担分が最大1300億円に上るとみており、小浜ルートには及び腰だ。
 福井県は積極的だ。3月には福井―新大阪の所要時間を独自に算出。米原70分、湖西66分に対し小浜が50分で最短として優位性をアピール。5月には福井県幹部が初めて京都商工会議所まで足を運んで理解を求めた。
 一方、石川県では関係6市町の県議、首長らの協議会が7月、米原ルートを求める決議をまとめた。一日も早い全線整備のため、工期が短い米原接続が「最善の措置」とした。
 北陸に触発されるように、8月21日、滋賀県商工会議所連合会が主体となって米原ルート実現への決起集会を初めて開いた。同連合会の大道良夫会長は集会後、「滋賀はのんびりしている。小浜ルートになるとリニアと北陸新幹線の両方が滋賀を外れる」と危機感をあらわにした。
 関係自治体は、与党の敦賀以西ルート検討委員会の議論を注視する。8月6日の初会合では福井県選出の高木毅委員長が小浜ルートをメーンに検討する意向を示したが、委員の国会議員10人は北陸や関西各府県の選出で、推すルートが異なる。合意は容易ではない。
 思惑が入り交じる現状に一石を投じるように、運行主体のJR西日本が内部で検討中の「第4ルート」が8月に報道で明らかになった。小浜市から京都市を通る構想で、京都市の門川大作市長が今月3日、「心から歓迎する」と前向きに反応した。
 2年前に米原ルートを「最も優位」と決めて以降、目立った動きがなかった関西広域連合の議論も熱を帯び始めた。5日に大阪市内であった会合では、滋賀県の三日月大造知事が「考えを持つ会社があるならしっかり聞くべき」と提案し、JR西から説明を受ける方針を確認した。京都府の山田啓二知事は与党検討委に対して「関西として明確に意見を述べていかないといけない」と訴えた。
 連合長の井戸敏三兵庫県知事は同日、現時点で米原ルートを推す方針は見直さないとしたものの、着工に同意が必要なJR西の意向が広域連合の議論に反映されれば、風向きが変わる可能性がある。第4ルートは与党検討委にも同調意見があり、有力案として浮上しそうだ。


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