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新・鉄道綜合スレ

603とはずがたり:2016/04/17(日) 20:04:32
少なくとも車輌(各停用と特急用と両方)の保有機構みたいなのを道と国で折半して設置が必要かも。

新幹線開業の陰に「JR北海道」大幅減便の犠牲
道内各地に広がる「地域切り捨て」の恨み節
http://toyokeizai.net/articles/-/113119?page=4
鼠入 昌史 :ライター 2016年04月11日

「これでは地方切り捨てだ!」。
北海道新幹線が華々しく開業して2週間余り経つが、道内各地からはこんな批判の声が上がっている。それもそのはず、北海道新幹線が開業した3月26日に実施されたダイヤ改正により、JR北海道の在来線普通列車が大幅に減便されたからだ。

減便理由としては、非電化区間を走る普通列車の主力車両「キハ40系気動車」が老朽化したことが大きい。さらに、同車両の使用されていない路線でも、全体の車両配置の都合上ダイヤが削減されている。日本で最も東を走る根室本線の釧路〜根室間(花咲線)も減便対象に含まれた。従来の21本中8本が運行区間見直しもしくは全区間廃止となった。

根室駅を発着する列車は早朝のいわゆる“時刻表に載っていない”通学用列車を含めて上下線で3本が廃止されている。「通学・通院に大きく影響する列車は確保されたので、最悪の事態は免れた」(根室市)とは言うものの、地域の足が細ってしまったのは間違いない。

札幌への日帰りが困難になった…

特に影響が大きいのは、これまで釧路駅で札幌発の特急スーパーおおぞら9号と接続し、0時18分根室着だった列車が、厚岸(あっけし)までの区間運転に変更されたことだ。従来であれば、始発の花咲線を利用すれば、日帰りでも札幌に約5時間は滞在できた。しかし、スーパーおおぞら9号との接続がなくなったため、滞在時間はせいぜい1時間半程度に大幅短縮されてしまった。

根室市といえば、日本有数の水揚げ量を誇る根室港を抱えるほか、海の向こうには北方領土も広がる。日本にとっても安全保障上、重要な戦略拠点というわけだ。そんな根室市は、今回のダイヤ改正についてどう捉えているのか。
「正直唐突感は否めなません」と、根室市総合政策室の得能浩志さんは説明する。

2016年3月に廃止された花咲駅
花咲線区間では、2015年9月に花咲駅の廃止が根室市側に伝えられた。だが、その際には列車本数削減の説明は一切なかったという。それが、10月に入ってから減便の説明が突然出てきたというのだ。ただ、キハ40系気動車の老朽化は急にわかったことではなく、それを理由に減便を伝えられても、根室市側としては納得できないのも当然と言えるだろう。

花咲線が廃止されれば北方領土問題に影響

花咲線の減便は市民の間に「いずれ廃線になるのでは…」という不安も呼んでいる。ローカル線の中には運行本数削減の結果、利便性を損ない、さらなる利用者の減少を招くという悪循環を生み、末路は路線廃止に陥るという例が少なくない。

さらに根室市が懸念しているのは、北方領土との関係だ。「現状、根室市として花咲線が廃止になる可能性については考えてもいないが、万が一廃止の方向に向かえば、国際社会に向けて間違ったメッセージを与えることになりかねません」と得能さんは危惧する。

一方で、花咲線は利用者が極めて少ないというのも厳然たる事実。JR北海道が公開した平成26(2014)年度の路線別収支によれば、札幌圏を含めて全路線が赤字(管理費含む)となっている。さらに2016年3月末に公開した事業計画では、今2016年度の経常損益は過去最大の175億円の赤字となり、年度末には45億円もの資金不足の見込みだという。このままいけば、経営破綻を招きかねない惨憺たる状況で、赤字路線の維持は極めて難しくなってくる。


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