したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・鉄道綜合スレ

5240OS5:2025/11/14(金) 21:43:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee0ae2781ad8644526dc0a0190f8a9ebe0681ceb
存続か廃止か…岐路に立つ広島・岡山の芸備線 山あいを進む列車内には「ほぼ鉄道ファンしかいない感じ」
11/9(日) 11:30配信

 国は地方鉄道の存廃議論の目安として、1キロ当たりの1日平均利用客数(輸送密度)が千人未満を示す。鹿児島県内では直近3年間でJR指宿枕崎線の指宿-枕崎や肥薩線の吉松-隼人など4路線の区間が該当する。鉄路の維持か、バス転換か。県外の他路線で先行する取り組みは、いずれ県内の参考になるかもしれない。全国の現場を訪ねた。(連載かごしま地域交通 第5部「鉄路の行方」①より)

【写真】今回乗車した芸備線の路線図を地図で確認

 9月下旬、JR広島駅(広島市)は家族連れや訪日客で活気づいていた。南口に整備された再開発ビル2階に8月、広島電鉄の路面電車が発着するホームができた。路面電車が高架で乗り入れるのは全国初だ。同じ階には在来線と新幹線の改札口があり、利便性が一段と高まった。

 在来線ホームを降りると、多くの電車が停車する中、気動車「キハ47」が目に入った。国鉄時代から活躍するディーゼル車両は鹿児島をはじめ各地のローカル線でなじみ深い。広島駅と岡山県新見市の備中神代(びっちゅうこうじろ)駅を結ぶ芸備線(159キロ)の乗り場だった。

 交通機能の強化が進む広島駅発着とはいえ、岡山寄りの68キロはこのまま維持されるかの瀬戸際にある。2024年3月、国の主導で存廃を議論する「再構築協議会」が初めて設置された路線なのだ。

□■□

 目指す備中神代駅まで全44駅。直通列車はない。広島県北東に位置し、芸備線の中間くらいにある三次(みよし)駅(三次市)行きの快速列車に乗った。

 午前11時すぎ、2両編成に50人ほどの乗客がいた。広島駅を出て六つ目の下深川駅までなら普通を含め1時間に2、3便。周囲は住宅街で、平日は通勤通学利用で混むらしい。休日だったが各駅で乗り降りする人もいた。

 三次駅に着くと、ローカル線色が濃くなった。出迎えた車両はJR西が独自で導入した小型気動車「キハ120」。しかも1両編成。折り戸式のドア、整理券発行機、運賃掲示板がある車内は、バスのような雰囲気だ。10人くらいが乗り換えた。時刻表やカメラを手にしており、鉄道ファンや観光客と思われる。

 30分ほどして備後庄原駅(庄原市)に着いた。ここから先が存廃議論の対象区間だ。車窓から人家は見えない。時折カサカサと木の枝が窓にこすれる音がした。

 「廃線の危機と知って乗ったけど、ほぼ鉄道ファンしかいない感じ」。鉄道の旅が好きだという埼玉県の男子高専生(20)が話してくれた。

□■□

 2回目の乗り換え駅・備後落合(びんごおちあい=庄原市)は山間部にあるものの、松江市へ向かう木次(きすき)線にも接続する。長らく単線を来たせいか複数の車両が乗り入れるホームは大きく感じた。かつて山陽と山陰をつなぐ交通の要衝として栄えた駅舎では往時の写真や模型が出迎える。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板