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新・鉄道綜合スレ

5055OS5:2025/04/03(木) 10:35:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2623ab66ec662468dd4ed2da7ccab498e4699b5
普段使われない謎の新幹線ホーム…JR燕三条駅「13番線」 何の意味が?新路線のため?秘密を探ってみた
4/3(木) 7:02配信
新潟日報
東京行き新幹線が発着する12番線(左)の向かいにある13番線(右)=JR燕三条駅

 JR燕三条駅の新幹線ホームには、普段は使用されない13番線がある。上り(東京方面)は12番線、下り(新潟方面)は11番線を発着。上りホームの反対側にある13番線には線路が敷かれてはいるが、通常、列車が通ることはない。新潟県内の上越新幹線5駅(ガーラ湯沢駅含まず)、北陸新幹線2駅のうち、通常ダイヤに組み込まれていない新幹線ホームがあるのは燕三条駅だけだ。

【図表】JR燕三条駅の乗り場のイメージ

 三条市と燕市の境界にある燕三条駅は、上越新幹線が開業した1982年に設置された。JR東日本新潟支社(新潟市中央区)に取材したところ、13番線は「輸送の弾力性の確保と、車両基地からの試運転列車の折り返しに対応して設置している」との説明だった。

 通常ダイヤでは燕三条駅で折り返す新幹線は存在しない。ただ、災害などで列車を折り返す必要がある場合、上り、下り1線ずつの乗り場だけでは難しくなる。乗り場が3線あることで、一定の時間、車両を停車させておくことができ、非常時でも比較的余裕を持ったダイヤ設定が可能になる。

 2004年10月23日の中越地震発生で運転を見合わせた新幹線は、翌24日に東京-越後湯沢で運転を再開。30日に燕三条-新潟も運転を再開した。燕三条-新潟では1日18往復で折り返し運転し、うち9往復が13番線を使用した。11月4日に長岡-燕三条も運転を再開するまで続いた(全線運転再開は12月28日)。

▽羽越新幹線構想との関連は?

 上越新幹線の駅で使われていないスペースといえば、長岡駅の「幻のホーム」とされるエリアがある。柏崎などを経て北陸方面へつながる新幹線整備を想定したとの説が残る。ここは燕三条駅の13番線と異なり、線路は敷かれていない。

 燕三条駅の13番線についても、秋田、青森方面へつながる羽越新幹線構想を踏まえたものではないのだろうか。JR東日本新潟支社に過去の記録を確認してもらうと、「羽越新幹線構想に関わる文言の記載は、確認した限りではなかった」ということだった。

▽「余裕を持たせやすかったのでは」

 他の駅にはない乗り場があるのはなぜか。 鉄道に詳しい新潟日報読者・紙面委員の松本和明・京都産業大学教授(元長岡大学教授)は、「上越新幹線が開業したころのインフラは、余裕を考えて造られることが多かった。燕三条は新設駅のため土地に制約があまりなく、スペースに余裕を持たせやすかったのではないか」と語る。

 松本教授は「イレギュラーな状況でも、列車が折り返したり、待避(速達列車に追い越させる)したりできる設備があると、ダイヤを組みやすくなり早期復旧にもつながる」と分析。インフラ整備に当たって施設に余裕を持たせる考え方を評価する。

 設置の経緯は推測の域を出ないが、13番線はイベントでも活躍する。07年の引退する新幹線車両の展示や、16、17年の「燕三条駅県央祭り」での「現美新幹線」の展示などに使われた。「安全弁」だけではない役割が与えられている。


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