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新・鉄道綜合スレ

498チバQ:2016/03/16(水) 20:42:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201603/CK2016031502000174.html
西武鉄道「秩父押し」熱く 温浴施設建設やラッピング電車

2016年3月15日


西武秩父駅そばに建設されている温浴施設のイメージ図(西武鉄道提供)
写真
 西武鉄道の秩父地域への誘客が熱を帯びている。テレビでは特急レッドアロー号を利用した秩父旅のコマーシャルが数多く放映され、「ハローキティ」のラッピング電車が豊かな自然や食をPRする。なぜ「秩父押し」なのか。(出来田敬司)
 ドン、ドン、ドン-。秩父路の表玄関となる西武秩父駅。工事用のフェンスの内側から重機のつち音が聞こえる。西武鉄道が関連会社と進めている温泉の掘削作業だ。
 温浴施設は二階建て延べ約四千平方メートル。源泉掛け流しの露天風呂、ジェットバスやサウナを設けた本格的な造りだ。開業目標はシバザクラの見物客でにぎわう二〇一七年春。担当者は「目標は年間三十万人。湯量が確保できるかが勝負」とそろばんをはじく。
 今年一月には「秩父 ハローキティ トレイン」が運行を始めた。屋台や花火で知られる秩父夜祭や、イチゴ狩りを楽しむハローキティの笑顔が車体全体を彩っている。国民的人気キャラクターの登場とあって、幼児だけでなく高齢者からも好評という。
 そのほか秩父を舞台にした映画祭の開催や、一流シェフのコース料理を堪能できる観光電車の運行予定もある。一三年に始まった同社のテレビコマーシャルは、すべて秩父の観光誘客に向けられている。
 では、なぜ秩父なのか。担当者は二つの理由を挙げる。
 一つは他の関東大手私鉄が抱える観光地と比べて、秩父の知名度が低いという点だ。「年間の観光客は(小田急電鉄の)箱根が約二千万人、(東武鉄道の)日光が約一千万人。これに対して秩父は約五百万人。同じぐらいまでとは言わないが、近づけるぐらいにはしたい」と言う。
 もうひとつは、秩父が都心からのアクセスで“一社独占状態”にある点だ。西武鉄道は小江戸・川越も抱えるが、「東武やJRと競合する上、高速道路のインターチェンジにも近い」。川越のPRに力を入れても、他社線や自家用車を利用されてはメリットはない。
 西武秩父線をめぐっては一三年、西武鉄道の持ち株会社の当時の筆頭株主だった米投資ファンドが、経営効率化のため廃線を求める問題が明らかになった。これを機に西武鉄道は、同線の存続を求めた沿線の自治体との連携を強化し、秩父夜祭やシバザクラなど地域の観光に一層力を注ぐようになった。
 こうした「秩父押し」には一定の効果が出ている。秩父市の人口が四十年にわたり減り続けている中、一四年度の西武秩父駅の乗降客数は一日平均で六千九百四十四人と、一二年度を底に増加に転じた。西武鉄道の担当者は「今後も利用客を増やすには、観光地としての魅力をさらに高めることが大切」と話す。
 こうした姿勢に地元は期待感をあらわにする。秩父地域おもてなし観光公社の井上正幸事務局長は「近頃、女性の観光客が増えているのが明らかに分かる。こちらとしても、西武鉄道と地域をより密接につなげていきたい」と意気込む。


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